パワーボートを見てきました 2004.04.25


いつものフライトエリアへ出かけたらあいにくの強風、フライトを
あきらめた所にどこからかエンジン音が聞こえてきました。 
音を頼りに行ってみるとRCのパワーボートを走らせている方達が
いらっしゃいましたので取材をさせてもらいました。      


21クラスのエンジンを積んだスキー艇。 なかなかのスピードでした。

こちらは46クラスのエンジンを積んだスキー艇です。 この手の船体は
スクリューなどのドライブユニットが船尾よりも前(全体の1/3位の所)
にあって引き波以外のしぶきが以外と少ないです。

3Pアウトリガー艇のエンジン始動風景です。 エンジンとスクリューは
直結で重そうなフライホイールの溝にタイミングベルトを掛け、スターター
で始動していました。 プラグを緩めた状態で始動して、エンジンが掛か
ったら締めていました。 圧縮が高いのでしょうか。


発艇は護岸部分から行っていました。 走らせている場所は堰堤で水が
せき止め羅れている場所で流れが緩やかになっています。 ちょっと風が
強かったのでさざ波が立っていましたので、小型のボートはずいぶん跳ね
ていました。


回収は釣り竿で近くにウキを投げ、船首のフックに引っかけて回収してい
ました。 近くまで来ていれば楽そうでしたが、遠くでエンストしたやつの
回収は大変そうでした。

15クラスのエンジンを積んだ京商のボートです。 水しぶきはハデですが
速度はそこそこです。





一番ハデな走行をしていたのがこのピンクの4P(?)艇です。 金属の
固まりの様なドライブユニット(ラダーやフィンなどが一体になっていました)
が船尾からかなり突き出した所にあり、豪快な水しぶきを上げて走って
いました。 60クラスのエンジンにチューンドパイプ+サブマフラーから
もの凄いパワーを引き出しているのでしょう。 かなり早かったです。

びぃぃぃ〜〜んん...と船が走り去った後に「ばしゃばしゃばしゃ...」
と水しぶきが降る音がします。
まだ、水の季節には早い感じですが、涼しそうです。



今回見たのは全てエンジン艇でしたが、これは電動でも行けそうですね。
モーターの出力自体はエンジンに迫る物がありますので、ギヤダウンや
ペラの選択で良い線行けるんじゃないでしょうか。 船体は振動対策のた
めかかなり頑丈に出来ていましたので、そのを分さっ引けがリチウム
ポリマーの重量分くらいは稼ぎ出せそうです。 発熱も対策もしないと
いけませんね。

廃油と騒音が無くなればもっと楽しく遊べそうな感想を持ちました。

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