平成17年度F3B日本選手権東日本地区予選 204.11.21


2004.11.21 上里模型グライダー飛行場に於いて開催された平成17年度
F3B日本選手権東日本地区予選に役員として参加してきました。 雲一つ無い
快晴に穏やかな風と、まさに競技会日和。 20名の決勝枠を目指して44名の
選手がタスクAとタスクCの競技に臨みました。 


朝7時、役員の集合と共に、役員ミーティングが行われました。 ルールの
再確認やこの後の作業の分担などが周知されました。 説明をしているの
は今回のの競技委員長である川村さんです。 役員には、川村さんのよう
にシード選手の方もいらっしゃいます。


その後、競技開始までにタスクCで使用するゲージ等の設営を行いました。
上の画像はセーフティーライン監視用のゲージです。


こちらはA面のゲージを設営しています。 ゲージの他にも通過確認用のブ
ザーや大時計の設営も行います。


同じ頃、チーム赤城はチームミーティングをしていました。

開会式の模様です。
選手44名+助手が勢揃い。 かなりの人数になりました。
この他にも20名近い役員もいて、にぎやかな大会です。

今回初お目見えのスパーダです。
Vテール、クロステール含めて3機がエントリーしていまました。 ぽこっと
お腹の膨らんだ胴体が特徴の機体です。 主翼はフルカーボンではなくD
ボックスのみの補強らしく、タスクCの旋回や曳航では主翼が結構しなって
いました。


特にVテール機では、フライングテール方式のVテールを採用、変わった
リンケージを見ることが出来ます。

競技はタスクAから行われます。 一番機のStingが上がっていきます。 


10分滞空に望むF3B機。
快晴ではありましたが、はっきりとしたサーマルは感じられずに選手を悩ま
せました。 ですが、そこはそれ。 風の吹き上げを上手く読んでMAX続出。
定点勝負になっていました。


朝一番のフライトは梅雨で草が濡れてす減りやすくなっています。 せっかく
定点に降ろしても、滑って2メートルも3メートルも先に行ってしまいます。
そう言う時こそ「刺す」訳ですね。

続いてタスクCです。
速度の要となるバラスト調整には余念がありません。


A面ジャッジです。
この仮想面を通過する毎にブザーを鳴らしてパイロットに知らせます。 一番
前座るのがブザー係、その後ろが大時計を操作するメインの時計係。 その
後ろは時計のサブです。




ゲージから見たF3B機。 パイロンターンを決めています。


フルバラストで3sを簡単にオーバーしているF3B機を発航させるのには索
に充分なテンションを与える必要があります。 その為にこの様なフォームに。


第3ターンを終えた直後、バランスを崩して地面に接触。 胴体が真っ二つに
なってしまった「パタパタ」。 数少ない国産F3B競技機で、パイロットはその
ビルダーさん。 

お昼はまるでピクニックの様。 チーム毎にお弁当を広げ、つかの間の休息を
楽しみます。  午後はタスクC−>タスクAの第2ラウンドへ続きます。

全4ラウンドを終えての成績発表。
上位20名が来年笠岡で行われる決勝へ進出します。
(画像をクリックすると大きな画像で御覧になれます。)
決勝進出の皆さん、おめでとうございます。 
決勝戦、頑張ってきてくださいね。

Radinaのノーズコーンですね...


ウルトラライトプレーンの航路にもなっている上里。 
色々な種類のULPが飛んできます。


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