エアロトーイング in Ojima 2007.05.05


2007.05.05 尾島スカイポートで行われたT`sクラブ主催のエアロトーイング
大会を見学してきました。 1/4とか1/3とかの大型スケールグライダーが
曳航機に曳かれて大空へと上がっていく姿はHLGや競技グライダーなどとは
また一つ違った味があります。 (レンズの汚れか、右端に異物が写っています)



エアロトーイングと言えば、やはり大型スケールグライダーですね。
ウインチで高度が取れるほど強度が無く、機首にプロペラを付けるのは
せっかくのスタイルが崩れちゃう。 となればスロープかトーイング...
と言うのが理由ですね。 こちらはスパン4メートル程度のASW27。


1/3スケールのVentusCです。 スパンはウイングレット仕様で
5メートル程、ストレートでは6メートルの機体です。


同じカラーリングのミニモアが3機。 皆同じ大きさに見えますが、手前
から奥へスケールが違っています。  一番奥は1/3スケールです。


こちらは三田式と言われる日本製グライダーのスケールです。
1/4スケール程度の機体ですが、主翼は絹かオラテックスなどの織目
のある素材が使われていました。


こちらは1/3スケールのASH25のキャノピー周りです。 身長50セン
チ強のパイロット人形が納められています。 もちろん、コクピット周りも
しっかり作り込まれています。



こちらはWINDEXと言うモーターグライダーです。 垂直尾翼にモーター
パイロンがある変わったデザインの機体です。 こちらもスパンは4メー
トルほどあります。


Mosway3を電動に改造した機体です。 スケールは1/3.5で、スパ
ンは4メートル程。 実機もランディングギヤは無いので、滑走離陸の為
にダリーを付けます。


ずんぐりむっくりな胴体のモータースパッツです。
方翼を地面に着いた状態から滑走離陸していきました。



三田式の曳航です。
曳航機は1/3スケールのパイパーカブ。 ガソリンエンジン搭載でパワ
フルに飛びます。
曳航機にパワーを与え、少しテンションを掛けてからグライダーをリリー
スしています。


曳航が始まると、グライダーが先に離陸します。


エリアを旋回しながら高度を取り、風に正対したところでグライダー側か
ら曳航索をリリース。 滑空に入ります。





高翼面荷重のグライダーですので、機速は結構速いですが、大型機ら
しくドッシリと安定したフライトを見せてくれます。
F3Bで言うところのタスクB程度の速度に見えました。





ランディングは実機そのもの。
スポイラーを出して、高度処理をしてきます。


三田式も着陸です。 機速の落としすぎは危険ですね。

曳航機の数々です。
こちらはお馴染みのウイークエンドスペシャルです。 1/5〜1/4
程度のスケール機を曳航していました。


こちらはウィルガのスケール機です。


こちらはヨーデルです。 両機共に、実際にトーイング機として使われて
いる機体です。 このヨーデルはコクピット内の作りも素晴らしく、単体で
スケールとしての存在感があります。 コクピット後部にトーイング用の
索を取り付けるフックがあります。


メインで活躍していたパイパーカブ2機。
両機とも、なぜか同じタイミングでエンストして不時着。
救助隊の登場となりました。


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