F3K上里カップ2008 第一戦 2008.05.10


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2008.05.10 上里グライダー場において開催された F3K上里カップ2008
第一戦に参加してきました。 小雨が降る中35名の参加があり、肌寒い陽気も
物ともしない暑いバトルを繰り広げました。 今年度のF3K上里カップでは底辺
拡大を念頭にエキスパートとオープンの2クラス制を導入、また、実施タスクも2種
類としています。 



ミーティング風景です。
第一戦の競技委員長は道山さんです。 競技キャリアの長い道山さんならではの
きっちりとした運営をしていただきました。


この時点で既に雨は降っていましたが、選手の合意で競技を開始する事になり
ました。

今回の競技はタスクAとタスクCです。
タスクAは5分MAXの滞空競技ですが、一番最後のフライトだけが得点になる
タスクです。 残り作業時間を間違ったり、欲が出てもう一投...が命取りのタスク
です。


地熱の関係か、午前の早い時間帯は降雨にも関わらずサーマルも良く出ていまし
た。 当然機体が一カ所に集まってきます。

作業時間開始から直ぐに風読みに投げても良いし、他の人がサーマルを掴むの
を待ってからそこに投げ込むも良し。

コンディションが良いときは1投で終わる選手も居るくらいですが、コンディションの
悪い時は、かなり頭を使うタスクです。

初参加、BlasterをランチするKHC(HLGクラブでは無くヘリクラブ)の伊藤さん。
すっかり虜のようです。


将来が楽しみな、こちらも伊藤君。
今回何故か「伊藤さん」が多い大会になりました。

タスクCはお馴染み同時投げのタスクです。 なお、2008年より、F3Kルールが
一部改訂となりタスクの呼称とタスク数が変更になっています。


上の写真の一部を拡大してみました。
ブームが折れている機体が写っていました。 この前のフライトでキズが入ってい
たようで、ランチに耐えられ無かったみたいです。


力強い斉藤さんのランチ。
木村も愛用しているmojoのユーザーさんです。 


KMGA会長の岩田さんのランチ。
不本意ながら良い成績が残せず、大変悔しそうでした。

今回もエントリーが多かったBlasterとBlaster2。
写真はBlaster2ですが、この曇り空に黄色と赤ののカラーリングは視認性抜群
です。


酒井さんの直貼り機です。 主翼の出来が最高です。


とうとうF3Kに進出、川村さんのアスピリンです。


F3Bフライヤーならではの小型のボールリンクなどを利用してカッチリとしたリンケ
ージに仕上げてありました。

また、唯一2.4Gの送受信機を使用しています。 ポッドのキャノピー後部から2本
の白いアンテナが覗いています。 この状態でバッチリ電波を受信しているとの事
でした。

同時フライトが基本のグライダー競技ではバンド問題から解放される2.4Gの早期
普及が望まれます。


午後になって雨粒が大きくなってきました。 午前中は雨は降っていても雨粒が
それほど大きくなく、タープにも水が溜まらなかったのですが、午後の競技が始まっ
たあたりから頻繁に水を払わないといけない状態です。

機体も送信機も危ない状態になってきたので、選手を集めて決をとり2ラウンド終
了をもって競技成立といたしました。

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2ラウンドを終了した時点での得点を集計してエキスパート、オープンの各上位入
賞者が決定しました。

エキスパートクラス
第一位 上代さん(中央左)
第二位 木村   (左中)
第三位 伊藤さん(左端)

オープンクラス
第一位 川村さん(中央右)
第二位 安西さん(右中)
第三位 斉藤さん(右端)

おめでとうございます。

競技結果(EXCELファイル)

スコアシート(PDFファイル)


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