第15回 北関東サーマル大会 2009.11.08


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上里模型グライダー場で行われた第15回北関東サーマル大会に参加してきました。
この季節には珍しく暖かで穏やかな一日で、30名の選手によりオープン、2M、リブ
組の3クラスでの競技が行われました。



ホストの宮川さんによる開会式です。
今回はとなりのグランドが使用していましたので、グランド側の空域制限が行われました。

短い募集期間ではありましたが、30名の選手が集まりました。



この大会では、ウインチは主催者側の準備となりますので、朝早くから上里のメンバーがウインチ
設営をしてくださいました。

ウインチの必要がありませんから、ウインチに絶える機体さえ用意できれば参加出来る大会でも
あるんです。

参加機は様々で、F3B機、F3J機、往年のラダー機。


スケール機までなんでもありです。

先ずはオープンクラスからです。
オープンクラスの第一ラウンドの時点では背風状態でした。 この時期の上里ではこの後には風向きが変わ
ってウインチを張り替えなくても順風になるはずだったのですが...中々風向きが変わってくれません。

背風の中、苦しいランチが続きました。 特にF3B機を使った選手は辛そうでした。


それでも上空に上がれば、サーマルが無いわけでも無く、小さなサーマルに機体が集まる事も多く見られ
ました。

 
グライダー競技の見所でもあるランディング。 背風の為にウインチレーンを超えての着陸です。


リターンプーリー側からのショットです。 F3B機のクロスファイアが上がって行きます。

ランディングに備えて着陸指定点へ助手が誘導していきます。 大抵の場合後ろ向きに移動しなければ
ならないので、ベルトなどを掴んで誘導したり、手を叩いて音で誘導したりします。

後ろ向きに移動するときはフライトへの集中が切れることもあり、結構大変です。


着陸したら指定点からの距離を測ります。 1メートル以内が満点の100点。 1メートル離れるごとに5点
ずつボーナス点が下がります。

続いてリブ組クラスです。
このクラス、以前はカーボンDボックスの機体も参加可能だったのですが、フルテンションの曳航にも耐える
あまりの強度の高さにに従来工法の機体のみの参加となりました。

サギッタなどリメイクされた機体もありますが、基本は20年以上前に設計された機体がほとんどです。

 ショートムービーがあります(YouTubeへリンク


主翼を大きくしならせて曳航されていくアキーラ。 カンザシはスチール製です。




スポイラーを出して着陸態勢です。


今回一機の参加スケール機、ベビーアルバトロスです。



続いて2Mクラスです。

ほとんどがミニグラファイトでのエントリーで、さながら1メイクレースのようです。
2Mクラスは7分滞空になりますが、ウインチでフルテンションを掛けられる上にサイズが小さく低抵抗なので
ズームはF3B機以上に上がっているようにも見えます。


ミラグラファイト以外の参加機のダッセルのランディングです。

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壊れた機体もなく、無事に全競技が終了しました。
各クラスの順位発表が行われました。
この時期、あっという間に暗くなってしまうので、暗くなる前に表彰式が行えて良かったです。


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リブ組クラスの入賞者です。

一位 加藤さん(中央)
二位 入江さん(左)
三位 大高さん(右)
おめでとうございます。


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オープンクラスの入賞者です。
一位 加藤さん(中央 2冠の加藤さん、オープンクラス時はShadowでした。)
二位 天田さん(左)
三位 高荷さん(右)


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2Mクラスの入賞者です。
一位 西村さん(中央)
二位 中村さん(左)
三位 浅野さん(右)
全員使用機体はミニグラファイトの為、機体は割愛。


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