アカシア杯 F3J−2011 ジョー.ワーツ特別参加 2011.05.03〜04



2011.05.03〜04 上里グライダー場でジョー.ワーツさんを招いてのF3J競技会が行われ
ました。 練習ラウンドと競技が2日間渡って開催され、25名ほどの参加がありました。 

更には5月5日にはF3B、5月7〜8日にはF3Kが開催されました。



5月3日、午前は練習ラウンドです。 今年から採用されている100メートルウインチで競技は行われます。


ワーツさんのランチ、注目が集まります。 ホルダーにウインチ操作、更にはリトリブまで全部一人でこなして
しまいます。

ショートムービーがあります(YouTubeへリンク)


フライトはリラックスしたもので、見ていても細かい舵は打っていないようです。 それなのに機体は良く粘る
上に良く走ります。


そして、定点は1秒以内、10センチ以内が「当然」、それがワーツ規格のようです。

 
たまには場外も...慣れない気候の中ではありますが、見ていた中で1メートル以上の定点は3回だけ
だったと記憶しています。
 
今回の大時計はこの様に上から吊されています。 これだけ高い位置にあると、遠くからでも良く見えます。


3日は都合が付かず、午前だけ取材に来ていました。 機体も持たないので自転車で行きました。
右は岩田さんの、左が木村のバイクです。

サギッタ、勢揃い。 「急に作りたくなった」とのコメントですが胴体はFRP、ランディング時のコントロールを
しやすくするためにエルロンを装備しています。

F3J機に混ざって良く飛んでいました。。


小川さんのハイエンドです。  4日には翼端がオレンジ色になっていました。

 
長野さんはF3B機のToolで参戦。 イタ機ならぬ「イカ機」になっていました。


お昼休みは恒例のハンドランチで3.2.1です。
 

二日目の5月4日は快晴に恵まれました。 ただ、この時期なのに一日北西の風が吹いていました。


天田さんのSupra、最軽量組み合わせですが、主翼は2005年から使ってる物です。

 
サギッタも良い感じでサーマルに乗っています。


たまに大きなシンクがやってきて、場外着陸も見られました。


大きなサーマルに入り、ワーツさんは超リラックスしています。

 
 
画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます)

3日に2ラウンド、4日の午前に4ラウンドを行い、その結果上位8名で決勝が行われました。
ワーツさんが4名入っています。


決勝参加者には義援金箱にチャリティー募金をして戴きました。
ワーツさんは20US$と20NZ$を。


女性の絵のあるお札を入れる...。


決勝は風が強めの5m/s程度。 上手くリフトに乗らないと7分程度で降りてきてしまうコンディションです。




そんな中でもワーツさんは上手くリフトを使って無理なくタイムを稼ぎます。
林のリフトで流して、上向きの風で高度を稼ぐ...を繰り返して15分MAXです。

ワーツさんのフライトは「とにかく諦めず粘り強く」だと感じました。 その為の風や温度変化の読みにも
気を遣っているように感じました。

参加の皆さんも影響を受けて、粘り強く飛ばしているようでした。



決勝の入賞者です。

一位 言わずとも ジョー.ワーツさん
二位 天田さん
三位 土谷さん

おめでとうございました。

(撮影 土谷さん)
4日も撮影だけのつもりだったのですが、ご厚意で4ラウンド参加させていただきました。


[戻る]