2011 第4回F3K日本選手権 2011.10.22〜23


 
2011.10.22〜23 上里模型グライダー場において、2011 第4回F3K日本選手権が
開催されました。 計画段階では静岡での開催が予定されていましたが、台風12号の影響
で上里へと会場が変更となりました。 第一回ぶりの上里開催です。 選手24名、ヘルパー
3名で2011年度、F3Kの日本一を掛けた戦いが繰り広げられました。



22日は朝から小雨が降り、一時はタープが雨漏りするほどの本格的な雨降りでした。  選手ミーティングと開会式を
兼ねたミーティングはテントの中で行われました。



機体置き場と選手置き場のテント&タープかせずらりと並びました。 選手もジャッジもレインウエア着用。 送信機
と機体の防水対策に余念がありません。


 
雨の中での一般的な出で立ちです。 カッパに長靴、送信機にはビニール袋。

当初予定では、予選9ラウンドを二日間で実施、でしたが、雨が小降りになるのを待ったりしたために、一日目は予選の
4ラウンドだけを行う事になりました。

一日目はタスクC、A、F、Hの4タスクですが、サーマルの発生がほぼ絶望的、あってとても弱い物でした。
ランチ高度の高い選手や高く(お値段も)上がる機体を投入した選手が高得点を得られていました。



林から吹き上がる僅かなリフトを攻めた成果? です。  翌日に無事、無傷で回収出来ました。

9ラウンド実施が成された時の2つの捨てラウンドに期待です。



ラインジャッジ係の役員さん、ご苦労様でした。




夜は宿泊先である埼玉グランドホテル本庄店で宴会です。 各チームの挨拶なんかもありました。
乾杯の音頭は八文字さんです。



五百部さんの名調子でいつも賑やかなチーム宇都宮(本当はチームクイック)



同じく賑やかな上里Zチーム。 南関東と北関東の番長対決です。



宇都宮に負けないチームなおとろにくす、代表小洞さん。

 

翌23日は雨も上がり、青空も顔を見せる天気となりました。  午前9時から競技を開始しましたが、風も1〜2m/s
と穏やかで気温も25℃まで上がり、絶好のフライト日和となりました。



渡り鳥の群れをバックにフルブレーキのBlaster3。



タスクも残り5ラウンド、D、B、E、G、Cと消化しましたが、時間の都合、フライオフはカットされ、9ラウンドの合計から
成績の悪い2ラウンドの点数を引いた成績で勝敗を決めることになりました。




 


だんだん競技にも乗ってきて、ランチで気合いを入れる選手も出てきました。  
 



9ラウンドを終了して、いよいよ表彰式です。
雨の中から始まった2011年度の日本選手権、選手権者は逸見さんとなりました。
ほぼパーフェクトな試合運びでの優勝、文句のつけようも無い成績です。


 

第一位 逸見さん(中央)
第二位 金子さん(左)
第三位 伊藤さん(右)


おめでとうございます。


順位 選手 選手名 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 合計 捨タスク1 捨タスク2 ペナルティ 得点
1 3 逸見鈴利 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 989 1000 8989 989 1000 0 7000
2 4 金子和夫 1000 1000 1000 1000 1000 935 940 991 1000 8866 935 940 0 6991
3 16 伊藤孝明 1000 920 1000 956 1000 920 1000 944 1000 8740 920 920 0 6900
4 22 木島明良 988 760 941 926 1000 1000 1000 1000 790 8405 760 790 0 6855
5 2 五百部達也 913 545 989 969 1000 1000 982 957 445 7800 445 545 0 6810
5 11 朝妻豊彦 1000 694 904 1000 1000 910 1000 1000 1000 8508 694 904 100 6810
7 18 松本悠 934 722 1000 888 1000 1000 846 1000 979 8369 722 846 0 6801
8 20 櫻井尚人 968 911 882 1000 1000 735 1000 1000 866 8362 735 866 0 6761
9 15 上代洋一 941 1000 813 870 1000 997 521 981 907 8030 521 813 0 6696
10 9 小川仁 820 1000 823 925 1000 768 1000 1000 945 8281 768 820 0 6693
11 1 黒岩賢司 595 458 864 767 1000 960 965 951 829 7389 458 595 0 6336
12 10 長野圭祐 946 782 843 836 1000 835 841 929 885 7897 782 835 0 6280
13 19 小洞進 670 666 717 788 1000 1000 769 983 981 7574 666 670 0 6238
14 5 荒井宏政 714 678 632 883 1000 943 957 935 748 7490 632 678 0 6180
15 13 木村正明 672 438 786 835 1000 991 373 949 812 6856 373 438 0 6045
16 6 向後実 814 385 719 822 1000 891 156 989 709 6485 156 385 0 5944
17 8 長谷川正典 769 738 776 842 771 583 769 989 931 7168 583 738 0 5847
18 21 山田明彦 642 540 667 764 771 1000 769 975 883 7011 540 642 0 5829
19 14 吉田正秀 622 456 739 740 1000 918 358 957 842 6632 358 456 0 5818
20 7 時田泰 674 580 751 822 771 891 591 984 888 6952 580 591 0 5781
21 24 八文字昇 400 530 643 0 1000 793 914 857 465 5602 0 400 0 5202
22 23 平木孝雄 773 528 763 763 571 854 365 930 524 6071 365 524 0 5182
23 17 岩田仁巳 622 325 560 725 1000 879 313 905 438 5767 313 325 0 5129
24 12 伊藤哲夫 590 393 552 608 771 502 365 959 401 5141 365 393 0 4383


目にとまった機体達


朝妻さんが持ち込んだBrkoです。 ブームと一緒にモールドされたシャーレ垂直尾翼を持つ、360グラムのヘビー級
です。


3〜5機ほどが本番機として飛んでいたシュタイクアイゼン(手前)とシリウス(奥)


機体数も多かったSALPerter(手前2機)


木島さんの自作機。 弱いサーマルやウエーヴにも敏感に反応していました。


独特のテールの先端のテールコーン。  近づくとちくりと一刺しです。



おろしたての輝龍もありました。


この機体...日曜工作ランドさんの所の機体ですね。 黒岩さんが飛ばしていました。



上位の選手が使い、良い成績を沢山残したご存じBlackMagic。


Blaster3も本番機、予備機と合わせると20機近くがありました。 写真は上里Aチームのピット、ロープにマジックー
テープを組み合わせた機体スタンド(天田さん考案、製作木村)が注目を集めていました。


Mojo工房の機体も飛んでいます。 木村もVooDooでエントリー、VooDooを使った後半は良い成績が残せてます。


出ずっぱりでジャッジをして下さった大会運営役員の皆さんです。 本当にお疲れ様でした。



上位入賞者を多数輩出したチーム宇都宮の皆さん+JRの黒岩さんからなるチームクイックの皆さん。



HitecユーザーからなるチームHitecの取材風景。 ラジコン技術に載ると思います。


上里Aチームと上里Zチームの面々。


木村が所属した上里Aチーム。 右から伊藤さん、吉田さん。 大変お世話になりました。



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