大会当日、朝7時前からのピット設営から大会が始まります。 日よけのテントを立てて、「天田さん式機体スタンド
」を木村が真似して作った機体スタンドを設置、組み上がった機体を並べます。
開会式の様子です。
競技委員長の宮川さん、JRGAの長谷川さんからの挨拶で競技が開始されました。
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一日目の競技スタートです。
北西の風の為、西向きにウインチをセットしての発航になります。 去年から曳航方法が人力による手曳きから
ウインチ曳航となりました。 一年目の去年はウインチからリターンプーリーまでを100メートルとしたのに対して、
二年目の今年は150メートルと50メートル伸びました。
初期高度が高くなり、MAXも取りやすくなりましたが、同時曳航の難しさが出てきました。
F3Jの醍醐味である「同時発航」故の同時着陸、見にくいですが、ほぼ全機同時に着陸してきます。
今年の機体のトレンドは4m機。 手前はMAXAの4m、奥がXplorerの4mです。
手曳き曳航では曳ききれないと言われていた大型機ですが、ウインチ曳航なら初期高度は同等の物が取れます。
そうなれば滞空は大型機の方が有利になります。
一日目は午後から風向きが南東に変わり、それと共に風が強めになってきました。 ウインチも張り替えましたが
曳航時の接触で大破する機体も出てしまいました。
28℃と5月とは思えない気温の中、6ランドまで消化して一日目は終了とりました。
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二日目のスタートです。
二日目は9時頃から南東の風になったので、ウインチは最初から東向きに設営されました。
朝からサーマルが飛行場上空に入り込み、殆どの選手が作業時間一杯飛ばしきるような状態となりました。
そうなると、定点と数秒のフライトタイムの差で勝敗が決まってきます。
第7、第8ラウンドを消化して、8ラウンドに渡る予選が終了しました。
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8ラウンドを終了した時点での成績表です。 上位7名が決勝に進む事となります。
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決勝のスタートです。
決勝は作業時間15分で3ラウンドが実施されました。
1ラウンド目は非常に良いコンディションで飛行場上空全てをサーマルが包む様な状態で、ほぼ全機、作業時間一杯
のフライとなりました。
2ラウンド目では風が強まってサーマルが流れてしまい、サーマルを追いすぎて戻れなくなる機体も出てきました。
3ラウンド目はさらに渋くなり、リランチを余儀なくされた選手が多く見られました。
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決勝で安定したフライトを見せてくれた長野選手が今年の選手権者となりました。 長野選手はF3K、F3Jの二冠
となります。
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決勝戦3ラウンドの成績です。
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上位3名の選手です。
一位 長野選手(中央)
二位 吉田選手(左)
三位 濱田選手(右)
皆さんおめでとうございます。
ちなみに上位3名が使用した機体はXplorerシリーズです。 長野さんの機体の翼端は1日目の朝に飛行場で
缶スプレーにて塗装した物です。
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大会をサポートして下さった役員の皆さんです。
きっ機体が.... 片付け途中です。
ズームでフラッターが起き、エルロンサーボが外れてしまいました。 さらに、外れたサーボをぶら下げたまま1ラウ
ンド飛びきってしまったSupraです。
曳航で接触、左の外翼を失ったまま無事着陸を果たした機体もありました。
木村の機体、2機のXplorerです。 同じ機体の仕様違いですが白い方が本番機、青い方が予備機の扱いです。
大会終了後、視界没となって落ちてしまった機体の回収に同行しました。 何人かの目撃証言を元に上里の飛行場
の川を挟んだ対岸に機体が機体があるのを発見しました。
草をかき分け現地まで行ってみると、水際に形を留めたMAXAがたたずんでいました。 胴体は壊れていましたが
、主、尾翼は思いの外軽傷でした。
携帯の歩数計では一日目は6ラウンドのリトリブなどで11659歩、8.3km、二日目は2ラウンド+機体回収で
14535歩、11km歩いていました。
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