平成25年度 全日本F5J競技会 2013.06.09
2013.06.09 上里グライダー場で行われた平成25年度 全日本F5J競技会の見学をしてきました。 5メートルほどの風があるシーンもありましたが、比較的穏やかなコンディションでした。 見学だけの つもりが、気がつけばジャッジなんかをやっている木村でした。 |
F5Jは電動グライダーの滞空競技です。 モーターは30秒で自動的にストップし、再起動を許さない、また、モーターを ストップさせてから10秒後の高度を記録する機器を搭載して競技を行います。 滞空のルールはF3J等とほぼ同じですが、モーターストップ時の高度で200メートルを超えると1メートルにつき3点の 減点となります。 今回もありましたが、気持ち良く上げすぎて、モーターストップじの高度が300メートルともなると、300点の減点となり 、例えば4分しか飛ばなければ得点が「マイナス」なんて事もあります。 |
着陸の定点ボーナスもあります。 当然ノーズにモーターを積んでますからF3BやF3Jの様に突き刺す訳にはいきません。 ですので、基本は「ふわっ、ザザー」と降りる訳ですが、中には気合が入りすぎて、ピュアグライダーの様に「ドン」と逝って しまう選手もいました。 |
キュムラスです。 スパン2.5メートルの軽量機、風があると凧のようにジッとしていますが中々降りて来なかったです。 Erwin−XLのウルトラライトです。 スパンは3メートルありますが、飛行重量1500g以下となっています。 E−AVAです。 スポイラー仕様でした。 純国産 結城工房のスパーダF5Jです。 STORKです。 F3J機として見た覚えがありますが、翼端などクラシックな感じがします。 Xplorer4000電動仕様です。 スプレッドカーボン仕様で軽量な仕上がりです。 胴体下、F3Jではフックが付く当たりに メカハッチがあります。 左、MAXA4の電動仕様、右はエスパーダの電動仕様です。 バラストを積んで2200グラムほどのMAXAは今日の風にはベストマッチだと思いました。 圧巻なのがスケール機 DG808。 カチカチのシャーレ翼のこの機体、なんと自作機なんだとか。 胴体内にネコの型抜きがありました。 Blasterをリサイクルした機体です。 ポッドと外翼がBlasterで、中央翼と尾翼回りを自作しています。 |
6ラウンドの予選と3ラウンドの決勝を行い、優勝したのは大高さんでした。 入賞者を囲んで全員で記念写真。 一位 大高さん 二位 朝妻さん 三位 市川さん おめでとうございます。 |