古川喜平メモリアル 第39回全日本東京サーマル・ソアリング大会 2016.05.29


2016.05.29 上里模型グライダー場において、古川喜平メモリアル 第39回全日本東京サーマル・ソアリング大会
が開催されました。 ラダー級、エルロン級、2M級の3クラスの競技が行われました。 若干風が強かったのと、
午後は雲が覆ったものの乾いた風の吹く良いお天気でした。
 





開会式の様子です。 主催のステッペンヴォルフの道山さんから、競技案内と注意事項のアナウンスがありました。
東北からチーム鳴瀬の参加もあって賑やかです。


 

競技はエルロン級からのスタートです。 ほとんどの選手がF3J機をチョイスしていましたが、F3B機や2M機でのエントリー
もありました。



一日を通して、フィールドでは3〜5m/sの風があって、止まるようなサーマルはほとんど無く、速い速度で流れて行きます。







流しすぎての場外着陸や、フィールド内でも草による下降気流で定点にまで届かない選手も多く見られました。

定点から75m離れると、ポイントが付かないため、残り時間が僅かでもリランチに踏み切る選手も見られました。


 

続いてラダー級です。 こちらのクラスはサギッタやバードオブタイムなどの往年のリブ組機、復刻版サギッタなど比較的
新しい機体とバラエティーに富んでいます。



復刻版サギッタは強い主翼を持っているので、曳航も遠慮がありません。



ハンドランチサイズの機体もウインチでガンガン行きます。



スチールカンザシの機体は曳航中の主翼のたわみが半端なく、見ていて心配になるシーンもありました。



着陸進入してくるバードオブタイム。 独特の主翼形状で人気のある機体です。


 
 
2M級です。 こちらはスパンが2M以下であれば、何でもOKです。  ミニグラファイトやオメガなど2Mクラスのシャーレ機
のエントリーが多いですが、リブ組機でのエントリーもありました。



混雑擦る前に、お先に着陸させてもらいました...。











各クラス、2ラウンドずつ競技を行い、総合順位が出ました。 この得点を元にして、上位8名でのフライオフが行われます。
フライオフの勝者が総合優勝、古川喜平杯を手にする事になります。


 




フライオフは15分MAXですが、時間は既に17時を回っていて、かなりの難題ではあったのですが、15分を飛びきる
快挙で濱田選手が総合優勝者に輝きました。 

おめでとうございます。



閉会式とお楽しみの抽選会です。 ジーフォースさん、JRさん、ハイテックさん、ヒットさんからの協賛で充電器やミニマルチ
コプターなど豪華賞品が並びます。



木村も瞬間接着剤をいただきました。 サラサラで隙間に良く入る接着剤です。



ラダー級の入賞者の皆さんです。

一位 大高さん
二位 吉田さん
三位 小野寺さん




2M級の入賞者の皆さんです。

一位 桜井さん
二位 岩淵さん
三位 莅戸さん



エルロン級の入賞者の皆さんです。

一位 吉田さん
二位 新井さん
三位 小川さん

 
入賞のみなさん、おめでとうございました。



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