平成30年度 F3J日本選手権 2018.05.12〜13
平成30年度のF3J日本選手権が上里模型グライダー場に於いて開催されました。 去年は降雨によって、一日目が キャンセルされましたが、今年は二日目に小雨がパラついた事もあったものの、強い風が吹くわけでも無く、穏やかな コンディションの中行われました。 |
開会式の様子です。 一日目の朝方は、眩しいくらいの日差しがあって、準備で動けば汗をかくほどでした。 出場選手は23名と少なめではありますが、関西、東北からの参加もあります。 全面草刈りが終わったフィールドがとても綺麗です。 |
9時から競技が開始されました。 数年前から手曳き曳航から100メートルウインチでの曳航変わりましたが、機体調整 も決まり、同時発航も慣れて、見事な「立ち」を見せてくれています。 午前中の1、2ラウンドは太陽も出ていて、サーマルも良く出ていたので、全機飛び切り、定点勝負になるシーンが多く 見られましたが、徐々に太陽が雲に隠れ、少し風もで出来て、サーマルの出ている時とは違った飛びが要求される ようになると、得点数もバラけてきます。 気温も最高で26℃まで上がりました。 サーマルが乏しくなると、小さなサーマルに複数機が群がるシーンが見られるようになります。 機体同士の衝突も 見られました。 機体が割れても、少しの時間で修復して戦線に復帰する強者も現れました。 (写真の機体は高度が違うので衝突していません) 二日目は更に渋いコンディションとなりました。 朝から小雨もパラつく曇りで気温も上がらず、ほとんどサーマルの 発生がありませんでした。 競技中は最高も21℃までしか上がっていません。 |
仁王立ちで機体に睨みを効かせます。 同時着陸もF3Jの醍醐味です。 写真では4機同時に着陸してきています。 今回はありませんでしたが、着陸進入で飛行ラインが交錯して接触する事もあります。 |
予定していた二日間、8ラウンドの予選と3ラウンドの決勝を熟して、閉会式を向かえます。 選手権者は栗田さん。 一日目の早いラウンドで機体接触で壊した物を応急修理した機体での競技です。 壊れた機体は翼端がウイングレットみたいに折れ曲がっていました。 選手権者 栗田さん 第二位 小洞さん 第三位 小川さん 皆さんおめでとうございます。 |
大会運営を支えてくださった運営役員の皆さん。 お疲れ様でした。 |
(撮影 加納さん) (撮影 加納さん) 今年も木村は本戦に残りました。 しかも、予選一位通過というとんでもない成績です。 一日目のラウンドで、渋くて 上空サーマルが乏しいけど、地表近くに小さなサーマルがある...なんて大好物なコンディションが多かったのが 功を奏したようです。 決勝では集中力が枯渇していつもの順位に収まりました。 |