古川喜平メモリアル 第41回全日本東京サーマル・ソアリング大会 2018.05.27



2017.05.27 上里模型グライダー場に於いて、41回目になる「古川喜平メモリアル 全日本東京サーマル大会」が
開催されました。 気温は29℃まで上がりましたが、爽やかな乾いた風が吹いて気持ちの良いフィールドです。

エルロン級、ラダー級、2M級の3カテゴリーでの競技が行われました。 東京サーマル大会独自ルールである、
曳航初心者救済処置や、全グループを混ぜて得点上位からフライオフ参加者を選ぶ方式も採用されています。


 

開会式の様子です。 ホストであるステッペンヴォルフの道山さんから競技説明がありました。



ウインチがずらっと並びます。 各チーム内で同じ発航グループがあるため、各チーム複数台のウインチを設置して
いるためです。 



木村のピットから見た駐機場の風景です。 今回、木村はXplorerでエルロン級に、ピメンタでラダー級に出場します。



ピメンタは、ペラを外してダミーノーズにしてピュアグライダー化とています。 ちなみに、ダミーノーズはバルサの
削り出しで、ドリルにバルサブロックを咥えて、木工ヤスリで荒削りしました。

缶スプレー仕上げです。


 

気になった機体をいくつか。
とても綺麗な配色のスタンダードサギッタ



旭日旗をデザインしたバードオブタイムの主翼とスープラの胴体を組み合わせたハイブリッド機。



アキーラ改


何処が「改」かと言うと、翼端のキックアップとラダーのてっぺんの追加。
とても飛ばし易くなったとか。


 





エルロン級の競技風景です。 コチラは、お馴染み滞空競技で、10分MAXでの争いとなります。

午前の穏やかな条件ではF3J機が有利に飛びましたが、午後になって風がいくらか出て来た後は、F3B機にスイッチ
する選手が多かったようです。


 

ラダー級の競技風景です。 大型機ではバードオブタイムやサギッタ、グランエスプリなどが飛びます。

スチールカンザシですので曳航では大きく主翼をしならせますが、皆さんガンガンにウインチを巻き上げます。


 


ピメンタの曳航


2Mサイズのラダー機は2Mクラスへのダブルエントリーも可能で、何人かは同じ機体で「ラダー級」と「2M級」に
エントリーしていました。





オリンピックの曳航。



鳴瀬の赤間さんの自作機です。 以前、同じデザインで1.5mサイズの機体を飛ばされていましたが、サイズアップ
してフラップも装備しての登場です。





2M級の競技風景です。
市販機ではオメガ、ミニグラファイト、スプライトなどが、他にはラダー級とのダブルエントリー機が飛びます。



自作と市販のハイブリッド? エルロン装備です。


 



エルロン級、ラダー級、2M級を混ぜて、得点順に7名がフライオフに進出します。 上里チームは7名中5名が
選ばれました。

フライオフは15分MAXで、定点は1cm刻みで計測されます。 16時を回っており、風もあってかなり渋い状態
でしたが、リランチを上手に使って10分を超えるフライトが出ています。

木村も呼ばれましたが、曳航のズームでフラッターが起き、両エルロンがおかしいまま4分弱飛んでから異変
に気がつきました。


 
 
エルロン級
第一位 大塚さん
第二位 天田さん
第三位 小川さん






ラダー級
第一位 吉田さん
第二位 木村
第三位 中本さん





2M級
第一位 庄司さん
第二位 中村さん
第三位 児山さん






そして、総合優勝
大塚さん


皆さん、おめでとうございます。


お楽しみ抽選会です。
ハイテック様、G−FORCE様、フタバ様、ヒット様、パワーズ様より協賛をいただきました。

 

ハイテックの機体は黒木さんの手に。



G−FORCEのドローンは篠原さんの手に。



ハイテックのチャージャーは私、木村の手に収まりました。



グラスもいただきました。



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