F3B 上里カップ第二戦 2019.03.17


2019.03.17上里模型グライダー場において、F3B上里カップ第二戦が開催されました。
前日3.16に開催された第一戦に続けて開催されました。
 



開会式の様子です。 本日の実施タスクや飛行エリアなどの確認を行います。 ほとんどの選手が昨日の第一戦
に参加しているので、再確認の形になります。

この時点では青空で風も弱く1〜2m/s程度と穏やかですが、気温は3℃と冷え込んでいます。
もう今シーズンは着ることは無いと思っていた厚手のダウンやウォームパンツで、パイロットもジャッジも武装して
います。


 





競技はタスクAから開始されました。 本日の予定は、タスクA、B、C、そして、第二ラウンドのタスクBとなって
います。
朝一番のタスクでは西風発航になります。

朝一番のコンディションですが、低い気温にたっぷりと日差しがあったので、サーマルも良く出ていて、MAXの
大量生産状態です。







懐かしいユーロフィアです。




カラスでしょうか。 群れて飛んでいます。






おっとっと、機体に当たると定点が無くなっちゃうよ。

MAXを飛びきる選手が多く出ると、必然的に着陸勝負となってきます。 似ているようでF3BとF3Jの着陸は
ちょっと違っています。 丈夫なF3B機ですが、見ていると着陸時に首が折れる事が多いようです。 ですので、
積極的に地面に刺すような着陸は少ないようです。

また、上反角も少ないので、翼端を引っかけて回ってしまう機体も多いようです。



ちょっと遠くにおりてしまったようですね。



タスクBの模様です。 
タスクBはジャッジの人数や機材の関係で選手権以外では実施することが難しいタスクでしたが、競技シーケンス
機材に組み込み、それを使って自動計測する「西宮システム」のおかげで上里カップのようなローカル大会でも
実施が可能になりました。

発航時には助手が旗を振ってB面ジャッジに発航の合図を送ります。



B面ジャッジは発航の了解を旗を振って返します。

B面ジャッジは、チームの中からローテーションでジャッジに着きます。 ジャッジをした後にリトリブをして戻り
ます。





A面ジャッジはチームごとにゲージに着く助手が兼務します。 これらによって、タスクBのセルフジャッジが可能
になっているのです。


 
タスクBでは、作業時間7分与えられ、その間の4分間が計測じかんですので、ある程度飛ばした後でもリランチ
が可能です。

時間に余裕有るとは言え、直ぐに発航するに越した事はないので、着陸した機体を直ぐにウインチに掛ける
ために、助手だって走ります。



この陽気でも裸足のひと...





閉会式と表彰式です。
パラパラと降った雨のためにディレイしたり、二回のウインチ張り替えなどで表彰式は17時を回ってしまい
ました。



第二戦の勝者は

第一位 吉田さん
第二位 岩楯さん
第三位 青木さん


皆さん、おめでとうございます。

 


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