2025年 第1回 令和7年度 F3F日本選手権 2025.12.06〜07

 
(写真をクリックすると大きな画像をご覧いただけます)
熱海 玄岳 RC グライダークラブ滑空場において、第一回のF3F日本選手権が開催されました。 F3Fはスロープ
ソアリングでの競技で、斜面を吹き上げる風を利用しての速度競技となります。
22名の選手が東北から関西から集まりました。

スロープ競技の恒例で、片翼を持っての記念写真となりました。







開会式の様子です。 6日、土曜日の早朝は気温こそ3℃と低かったものの、風が穏やかだったので、それほど
辛くはありません。 ただ、この競技の特性上、風速3m/s以上無いとまともな競技にならないので、風が出るのを
期待してのウェイティングとなりました。 


 


東風用の競技エリアは熱海を眼下に相模湾を望む高台です。 海抜は600メートルほどあります。
風速計は1.5m/sを示していて、テストフライトでプロペラを外したF5J機でギリギリの浮きでした。



駐機場で機体が待機しています。 このエリアへのアプローチは。坂を50メートルほど登った所にあるので、行ったり
来たりしなくて済むように、機材一式を持ち込んでいます。



私の持ち場です。 上里で使用している機材を一機分に切り取ったような物です。


 


西斜面の風が良くなってきたので、西斜面に移動してテストフライトが行われています。 数キロ南にあるパラグライダー
のエリアから飛んで来たパラグライダーが奥に飛んでいます。



風が4m/sを超えて来たので、競技が開始されました。 100メートル間隔のA,B面を5往復、10ラップする時間を
競います。



往年の名機、エリプスレーシングです。 B面ターンは富士山をバックに行われます。
機体はF3B機やF3F機で、F3B機ではFREESTYLERやPikePrecisionなど、F3F寄りな機体としてはVantgeRACEが
多く飛んでいました。



目線より下を飛ぶ事も珍しくはありません。 良く走るエリアを選んでの位置取りです。



一日目は2ラウンドを消化、夕焼けの富士山に見送られて、宿に帰りました。
今大会の最速は2ラウンド目に記録された46秒10でした。


 
二日目、日曜の朝焼けの富士山です。



朝から平均で5m/sと良い風(ジャッジには辛い風)が吹いています。 笹林もなびいています。



駿河湾や三島の町並みが光っています。



発航風景です。 投げる所は狭い上に斜面なので、助走を付けると笹藪に突っ込んでしまいます。 風の具合では、
浮かずに手前の笹藪に突っ込む機体も何機かありました。

F3Fでは、作業時間開始から30秒以内に発航しないと失格となります。 また、発航後30秒以内にコースインしないと
自動的に計測がスタートしてしまいます。







ターン後に少し上げて、突っ込む様に加速して次のターンに繋げます。











着陸は待機場脇の笹藪です。 笹の切り株は固いので、主翼に穴が開いたり、ヒンジが切れてしまったりすることも
あるそうです。





二日目の午後、6ラウンド目あたりから風が弱まって、パラグライダーと共演となりましたが、競技的には難しい
コンディションとなります。 風速計で3m/sを下回らないか確認してから発航しますが、7ラウンド目は途中で風が
サーマル大会レベルになってしまい、中断となりました。
競技は6ラウンドまでの得点から最低点の1ラウンドの得点を引いた点数で勝敗が決められます。



「風よけ」でしょうか? 私はスキーのゴーグルをして飛ばす人を初めてみました。



いつものお昼風景のようですが、バックには富士山がそびえています。 富士山、やはり大きいですね。
赤城山の倍はある感じ、麓では見上げる感じの存在感が半端無いです。


 
 


閉会式の様子です。 陪審員の稲葉さんから大会成立の宣言がありました。









入賞の皆さんです。

選手権者 青木選手
第二位  小金井選手
第三位  櫻井選手
第四位  石井選手
第五位  市川選手


皆さん、おめでとうございます。





使用機材
青木選手 PikePrecision
小金井選手 Quantum
櫻井選手 FreeStyler


 




競技後にドローンを投入して機体捜索です。 笹藪の笹は高い物では3mにもなり、10センチ四方に2〜3本の、びっしり
と生えていて、分け入るのは至難の業です。



駿河湾に沈む夕日を見送って撤収となりました。



[戻る]