(写真をクリックすると大きな画像をご覧いただけます)
熱海 玄岳 RC グライダークラブ滑空場において、第一回のF3F日本選手権が開催されました。 F3Fはスロープ
ソアリングでの競技で、斜面を吹き上げる風を利用しての速度競技となります。
22名の選手が東北から関西から集まりました。
スロープ競技の恒例で、片翼を持っての記念写真となりました。
|



開会式の様子です。 6日、土曜日の早朝は気温こそ3℃と低かったものの、風が穏やかだったので、それほど
辛くはありません。 ただ、この競技の特性上、風速3m/s以上無いとまともな競技にならないので、風が出るのを
期待してのウェイティングとなりました。
|

東風用の競技エリアは熱海を眼下に相模湾を望む高台です。 海抜は600メートルほどあります。
風速計は1.5m/sを示していて、テストフライトでプロペラを外したF5J機でギリギリの浮きでした。

駐機場で機体が待機しています。 このエリアへのアプローチは。坂を50メートルほど登った所にあるので、行ったり
来たりしなくて済むように、機材一式を持ち込んでいます。

私の持ち場です。 上里で使用している機材を一機分に切り取ったような物です。
|

西斜面の風が良くなってきたので、西斜面に移動してテストフライトが行われています。 数キロ南にあるパラグライダー
のエリアから飛んで来たパラグライダーが奥に飛んでいます。

風が4m/sを超えて来たので、競技が開始されました。 100メートル間隔のA,B面を5往復、10ラップする時間を
競います。

往年の名機、エリプスレーシングです。 B面ターンは富士山をバックに行われます。
機体はF3B機やF3F機で、F3B機ではFREESTYLERやPikePrecisionなど、F3F寄りな機体としてはVantgeRACEが
多く飛んでいました。

目線より下を飛ぶ事も珍しくはありません。 良く走るエリアを選んでの位置取りです。

一日目は2ラウンドを消化、夕焼けの富士山に見送られて、宿に帰りました。
今大会の最速は2ラウンド目に記録された46秒10でした。
|
二日目、日曜の朝焼けの富士山です。

朝から平均で5m/sと良い風(ジャッジには辛い風)が吹いています。 笹林もなびいています。

駿河湾や三島の町並みが光っています。

発航風景です。 投げる所は狭い上に斜面なので、助走を付けると笹藪に突っ込んでしまいます。 風の具合では、
浮かずに手前の笹藪に突っ込む機体も何機かありました。
F3Fでは、作業時間開始から30秒以内に発航しないと失格となります。 また、発航後30秒以内にコースインしないと
自動的に計測がスタートしてしまいます。



ターン後に少し上げて、突っ込む様に加速して次のターンに繋げます。





着陸は待機場脇の笹藪です。 笹の切り株は固いので、主翼に穴が開いたり、ヒンジが切れてしまったりすることも
あるそうです。
|


二日目の午後、6ラウンド目あたりから風が弱まって、パラグライダーと共演となりましたが、競技的には難しい
コンディションとなります。 風速計で3m/sを下回らないか確認してから発航しますが、7ラウンド目は途中で風が
サーマル大会レベルになってしまい、中断となりました。
競技は6ラウンドまでの得点から最低点の1ラウンドの得点を引いた点数で勝敗が決められます。

「風よけ」でしょうか? 私はスキーのゴーグルをして飛ばす人を初めてみました。

いつものお昼風景のようですが、バックには富士山がそびえています。 富士山、やはり大きいですね。
赤城山の倍はある感じ、麓では見上げる感じの存在感が半端無いです。
|

閉会式の様子です。 陪審員の稲葉さんから大会成立の宣言がありました。




入賞の皆さんです。
選手権者 青木選手
第二位 小金井選手
第三位 櫻井選手
第四位 石井選手
第五位 市川選手
皆さん、おめでとうございます。


使用機材
青木選手 PikePrecision
小金井選手 Quantum
櫻井選手 FreeStyler
|


競技後にドローンを投入して機体捜索です。 笹藪の笹は高い物では3mにもなり、10センチ四方に2〜3本の、びっしり
と生えていて、分け入るのは至難の業です。

駿河湾に沈む夕日を見送って撤収となりました。
|