第8回 北関東サーマル大会 2003.01.12
2003.01.12、上里滑空場で行われた第8回北関東サーマル大会に
参加してきました。 朝こそ静かだった物の、次第に風が強くなるハードな
コンディションの中、50名近い参加者が集まりました。 スケールや無尾翼機
など、変わり種もあって、寒かったですが一日空を見上げて楽しく過ごせました。
朝一番、機体の調整に余念のない選手の皆さんです。 F3B機などの多チャンネル機が多いので、調整も真剣です。 こちらは小太刀さんのスケール機、「ASW27」です。 他の選手が出してきたスケール機「DG600」に触圧され よーし、と組み始めました。 スパンは4メートル以上あります。 こちらがそのDG600です。 |
一昔前は白一色のイメージがあった競技用グライダーですが、 最近は他の機体と区別を付けやすくするためにカラフルになってきました。 |
開会の挨拶と競技の説明が行われました。 大会運営、ご苦労様でした。 本日のクラスは「オープン」、「リブ組」、「2メーター」の3クラス。 オープンとリブ組は10分マックス、2メーターは7分マックス。 それと、それぞれ定点着陸を競います。 |
オープンクラスから競技開始です。 このクラスはウインチの性能をフルに利用して発航します。 全体重をかけて機体をホールド、 極太テグスのテンションが最大に掛かった所で機体をリリースします。 これは満点の定点着陸です。 本来は定点に置かれたフリスビーから何メートル離れたかを測定 するのですが、ぴったりに「刺さって」います。 |
こちらは2メータークラスです。 このクラスはF3B機をそのまま小型にした様な機体からリブ組みや HLGサイズの機体まで様々です。 一人異色を放っていたのはご存じ「信太さん」。 今回は「バンジーグライダー」です。 機体の先端に近い所に付けられたフックに、強力なゴムを掛けて射出 します。 モスキートクラスのHLGサイズの機体にゴムのテンション、 6Kgを掛けています。 リリースすると、目にも止まらぬスピードで射出され、かなりの高度を 取る事ができます。 |
駐機場の様子です。 おびただしい数の機体が所狭しと並べられています。 今回木村が使ったのは「Gypsy−V」です。 ウインチのテンションにも耐える丈夫な主翼を持った機体ですが、 本日は風が強すぎました。 索から離脱後、そのままの姿勢で”バック” してきて、さらにそのままランディングエリアに降りてしまいました。 第2ラウンドではフックが緩んで途中で索離脱してしまいました。 今回のような事を考えると、ウエイトを積めるように改造しないといけない 様です。 ただ軽ければ良いって訳じゃないのがグライダーなんです..... |
ウインチです。 大きな機体を空高く引き上げる力持ちです。 右下に白く写っているのがビニール袋に包まれたスイッチです。 F3B機の様に丈夫な機体の時は入れっぱなし、木村の機体みたいに ヤワな機体の時は「ちょん、ちょん」とスイッチを入れます。 索を巻き取ってしまったら人力で元に戻します。 200メートル以上?ありますので、結構大変です。 |
変わり種の無尾翼機です。 今日の風に合ったのか、良く飛んでいました。 エキジビションで飛んだASW27です。 ほれぼれするようなシルエットです。 大きなスケール機は良いですねー。 |
オープンクラスの入賞者の皆さんです。 リブ組クラスの入賞者の皆さんです。 2メータークラスの入賞者の皆さんです。 表彰式で大会終了です。 |