ランチムービーで見るSAL


翼端を地面について構える方も多い
ですが、木村はこの様に機体をぶら
下げた状態からのスタートです。

地面を引きずるのは機体が可愛そう
なので...
機体を後方に振ってテイクバックを
行います。

同時に左足が上がって右足に荷重
が移ります。 木村は右足が利き足
なので、初動がこんな感じになりま
す。
右足がけり出して体が前進していき
ます。 この時点で機体も風を受け
て浮いてます。
荷重が左足に移って体が回転を
始めます。 
顔は既に左を見ています。
回転は続きますが、荷重は右足に
移っていきます。
荷重は完全に右足に移っています。
左足を振り出して荷重は左足方向に
移動していきます。
左足が地面に付いたところから両足
荷重となり、回転に加速が加わり始
めます。
荷重を左足に移しながら加速は続き
ます。
リリース直前では加速は既に終了し
ていて、等速運動になっています。

上下の垂直尾翼の面積比が適正な
おかげで、尾翼部分の捻れはあり
ません。

さすがにブームはしなっていますね。
リリース後、腕は惰性に任せて更に
回り込みます。 いわゆる「フォロー
スルー」です。

これをするとしないでは肩や腕の負
担が随分と違ってきます。



画面をクリックするとムービーを再生します。(Windows Media Playerが必要です。)

軽SAL機Alan−DLGのランチです。 この機体は上限30メートルとして
作られた機体で、重量も190グラム、翼面荷重8.5g/dm2と軽量です。
ですから機体は直ぐに浮いて軽くなるので助走は回転に入りやすいように
一歩しているだけ、素早く体を回転させ振り抜くようにランチしています。
スカイウォークなどの通常機を改造した機体のランチの参考にどうぞ。

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お馴染み、Radina−DLGのランチです。 この機体は丈夫さとランチの素直
さが取り柄の機体ですので、思いっきりランチしています。 回転を助けるため
の助走も長く、しっかり機体を浮かせて負荷を減らしています。 助走のスピー
ドを上手く回転に繋げられるように気を使っています。
改めて自分のランチを見てみると、どのランチも股を大きく開いているのと、
足首に力が掛かっているように見えました。 フライト前の準備体操はこの
あたりに重点おいてするべきですね。

ランチの祭に、翼端が当たって指の股を切ってしまったり、どうにも機体が
左(左利きの方なら右)へ曲がってしまうと言う場合、リリース直前に肘を
曲げていないかチェックしてみて下さい。 

リリース直前に肘を曲げると、そこで新たな加速が生まれますが、急加速に
機体が付いてこれずに外側へ逃げます。 その時に翼端が指の股へ当たる
事があります。

また、機体を引き寄せ、回転半径も小さくなるので、リリースは左寄りになり
やすくなります。

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