HAWK DLGの製作 1


次の機体の分も含めてロッドエンドを量産しておきます。

1.2ミリSUSパイプをハンマーで叩いて平らな部分を作ります。 完全に叩き潰すのでは無くて、写真のように
中央に溝が出来た所で止めておきます。

この溝がピンを打つ穴を開けるガイドになります。



サーボ用の1ミリピンと、動翼用の0.8ミリピンの二種類を作ります。



ステンレス用のフラックスとステンレス用ハンダでハンダ付けをします。 少量のハンダをコテに乗せて、ロッド
エンドを加熱します。
加熱が充分に行われれば、ハンダがコテからフラックスの乗ったロッドエンドに移動します。



完成したロッドエンドです。


 

一番右がキット付属のエルロンホーンです。 ロッド穴が1ミリなのと、板厚が厚いので、いつもの様に0.5ミリ
FRP板から切り出しました。

また、ロッドの取り出し位置を胴体の一番脹らんだ所に持って来たかったので、レバー長を1ミリ下げています。



エルロンホーンの取り付け位置は胴体幅から割り出して、切り欠き部分から2ミリ離した所に設定しました。



取り付け溝はリューターの丸砥石で切り込みます。
溝が切れたら、中のコアを上面スキンに当たるまで掻き出します。



周囲をマスキングして、周辺を足付けしておきます。





カーボンパウダー入り5分エポキシを作り、溝内部に充填します。 マスキングテープの厚み分、周囲にも盛って
おきます。



エルロンホーンを溝に沈めて、エルロンホーンのロッド穴に0.8ミリピアノ線を通して位置決めをします。
位置決めが決まったら、直ぐにマスキングテープを剥がします。

硬化が進むまでマスキングテープを貼ったままにしておくと、剥がした時にクッキリと段差が残ってしまいます。



硬化の終わったエルロンホーンです。


 

エルロンのコントロールロッドの取り出し口を加工します。
胴体の切り欠きをシミュレーションして胴体の穴位置を決めます。



シミュレーションに合わせて胴体に切り欠きを加工します。


 



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