Q12xの製作 4
垂直尾翼の底部にはバルサが仕込んでありますが、切りっぱなしの状態なので、テールパイプに合わせて削る必要 があります。 テールパイプにサンドペーパーを貼って、テールパイプのアールで削ります。 補強に1.5ミリカーボンロッドを仕込みます。 接着部分の表面をサンディングしておきます。 垂直尾翼にカーボンロッドを接着します。 5分エポキシをたっぷりと充填して、カーボンロッドの受けにします。 何度かカーボンロッドを出し入れして、隅々まで行き渡らせ、はみ出た部分は垂直尾翼の接着の妨げになるので、 綺麗に拭き取っておきます。 水平尾翼マウントも取り付け部分をパイプのアールに合わせて削ります。 垂直尾翼時同様、テールパイプに サンドペーパー貼って削ります。 水平尾翼マウントに1.5ミリカーボンロッドのノックピンを瞬間接着剤で節着します。 |
リンケージ用のロッドエンドを作ります。 1.4ミリ銅パイプに、L字に曲げた1ミリSUSピアノ線組み合わせます。 スタンレス用のフラックスを塗り、スタンレス用のハンダでハンダ付けしますが、銅パイプが変色するほどに、 しっかりと加熱すると綺麗にハンダが流れます。 |
動翼ホーンを取り付ける溝を加工します。 超音波カッターで0.5ミリ幅に表皮を切り取り、中のコアを反対側の 表皮裏面までしっかりと掻き出します。 水平尾翼も同様に加工します。 水平尾翼のエレベーターホーンは、水平尾翼マウントから3ミリオフセット しています。 溝から3ミリ程離してマスキングテープを貼り、溝周囲をサンディングします。 マスキングテープを溝から1ミリ程度まで狭めて、溝にカーボンパウダー入り5分エポキシを充填します。 この手の工作に、カーボンパウダー入りエポキシを使用するのは、接着剤の黄ばみを嫌うためです。 ホーンを溝に沈めたら、直ぐにマスキングテープを剥がしておきます。 剥がすのが遅れると、接着剤とマスキング テープの境目で段差が出来てしまいます。 反対側にしっかりと接着された証しが現れます。 |