スバル09号 2号機の製作 プラン



15年飛ばし続けた電動スバル09号の一号機(写真奥)が、墜落歴も大きな修理も無く飛んでくれていますが、いい加減
くたびれてきたので、新しく作り直す事にしました。

一号機の製作当時はニッカド全盛期でモーターもQRPの400クラスモーターにギヤダウンの組合せで、軽量化
が成功の条件だったのですが、プレイリー号をスカイビバーに改造した際、今時のメカ類の組合せで、特に軽量化を
しなくても充分な飛行性能が得られる事が判っていますので、ちょっと色を付けて製作することにします。



デザインの参考にしたいのが、VAN’S AIRCRAFTのRV−3やRV−4です。 



ネットでラジコンの図面などが閲覧できますので、この形を取り入れて行きますが、ムサシノらしさは残す様に、
最小限の変更で行います。


 
図面などを元に、簡単なラフスケッチを作ります。 垂直、水平尾翼のデザイン変更、キャノピー位置の変更で、
随分と印象が変わってきます。

オリジナルのスバル09号は富士重工のFA200エアロスバルをモチーフにして、4座席の前寄りキャノピーのデザイン
ですが、単座のRV−3ではパイロットを重心位置付近に座らせるため、キャノピー位置は主翼上になります。





オリジナルのスバル09号の図面を元に、水平、垂直尾翼の設計を行いました。



オリジナルとの水平、垂直尾翼容積を比較しています。 ヒンジラインが前進している関係で、テールモーメントが
伸びていますが、オリジナルと似た数字で収まりました。


 

モーターはE-MAX GT2215/10  1100KVの物を用意しました。 このシリーズは、スカイビーバー号や
マーチ540にも使っています。



モーターに合わせて、モーターマウントも設計します。 空気の取り入れ口は左右では無くて、下に大きく穴を開ける
事にしました。

 




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