PROGRESS 主翼の製作2

 
サーボベッドにネジ止め用の下穴を加工します。 一応、ネジ穴はモールドされているのですが、少しキツいようです。
1.2ミリのドリルを使用しました。



サーボの取り付けには、サーボ付属のタッピングねじを使いますが、フィッティングをしたときにねじ切れてしまいました。



サーボコードのグロメットの逃げが少なかったので広げてあげます。 これ以外にもバリの様な物が結構出ているので、
必要に応じて加工を加えます。



サーボを固定するネジは、強く締めると先端の尖った部分がサーボベッドから出てしまうので、先端を1ミリカットして
おきます。



サーボを仮組みして、サーボが削れない程度にサーボベッドの接着面を研磨して平滑にしておきます。



サーボホーンは5ミリ穴の部分を使用します。 4.5ミリでも良かったのですが、保険を掛けました。
今回はサーボはネジ止めなので、最悪、完成後でも組み替えも可能です。

X08の出力軸のスプラインは、17本の奇数スプラインですので、180°サーボホーンをひっくり返すと、1スプライン分
角度が変わってしまいます。 サーボ筐体とできるだけ直角になる向きを探して、サーボホーンにマーキングをすると
良いでしょう。



5ミリの所の穴を、ロッドエンドに合わせて1ミリのドリルで広げておきます。 元々開いている穴は0.8ミリ用なのですが、
実際に0.8ミリピアノ線を入れるとガタがあり、きむらクラフト的にはNGです。



サーボホーンの不要部分をカットして成型します。 



1520μsのニュートラル位置で、1スプライン分傾けてサーボホーンを取り付けます。 
サーボホーンには使用するエルロンの向きをサインペンで記入しています。



そこから125μsオフセットした位置がこの機体のエルロンサーボのニュートラルになります。
この125μsオフセットは、フタバの送信機では200/240ステップ分のサブトリムです。 この数字ならば、まだ
サブトリムでの調整代が取れます。



コネクターピンをハウジングを外して、コネクタを3本まとめてマスキングテープで巻いて、コードホールに通します。
引っかかる事無く出て来ました


サーボホールの接着面とサーボベッドの接着面には綿棒に染みこませた硬化促進剤で良く拭いておきます。



サーボテスターでニュートラル信号、左1395μs、右1645μsでエルロンのニュートラルを確認、ついでに、サーボを
手で押さえて、ブレーキ動作の確認もしておきます。

位置が決まったら、高粘度瞬間接着剤で2〜3カ所、点付けで仮接着をします。 一気に接着してしまわないのは、
サーボベッドの厚みと死角になる部分の接着不良を懸念しての索です。



仮接着の瞬間接着剤が硬化したら、サーボを一度外して、高粘度瞬間接着剤を全周に塗布して本接着とします。



左右のサーボが接着されました。
白化が出ると面倒なので、しばらくはこの状態で放置です。



ブレーキも問題無く動作出来ました。

 


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