PROGRESS 主翼の製作3

 
ペグには元々抜け止めの切り欠きが付いていましたが、今まで組んだ機体の物よりかなり小さめでしたので、今までと同じ
サイズに拡大しました。



仮組をして見たところ、切り欠きがペグより2ミリ程大きいようです。 ホールの中を覗いてみたところ、スキン裏側に
ロハセルのあった痕跡が無かったので、最初からコアを切ってあったのでは無いでしょうか。



隙間を埋める物を物色したら、Xplorer3のサーボベッドから切り取った、カーボンでロハセルをサンドイッチした物が
出て来ましたので、サイズを合わせて詰め込むことにしました。



押し込んだ感じです。


 
ペグ前部の股の所は、主翼の前縁のカーブラインが繋がるように削ってあげます。



後ろ側も、切りっぱなしの面が少なくなるように削ります。


 
良く攪拌した5052を、パレットナイフで5すくい程ポケットに流し込み、パレットナイフでかき回して周囲に馴染ませます。
周辺が固くなってくれることを期待しています。



5052にカーボンパウダーを混ぜた物をパレットナイフで3すくい程流し込み、その後にペグにたっぷり塗りつけては
ペグの出し入れを繰り返し、入れた時に隙間からカーボンパウダー入りエポキシが溢れてくるまで繰り返します。

粘度を高くしすぎると、ポケットが脹らんでしまいますので、主翼表面に注意しながら作業をします。



作って置いた詰め物を差し込んで、周囲をカーボンパウダー入りエポキシを盛り上げます。 この状態で24時間
硬化させます。



硬化しましたが、結構デコボコに固まったので研磨してあげます。



マスキングテープで養生をして、ハンディサンダーで削ります。



磨きを掛けてこのように仕上がりました。


 
続いて裏面にもカーボンパウダー入り5052を盛って24時間硬化させます。



硬化後、周囲をマスキングテープで養生をして周囲と段差無く繋がるように削ります。



削りと磨きが終わった裏面のペグまわりです。


 
前縁のカーブと綺麗に合いました。



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