ショートキットではありますが、各部品は３ミリバルサにレーザーカットされています。　レーザーカットはされていますが、
そのままサクサク組めるわけではありません。

各パーツをランナーから外し、部位毎にまとめておきます。

後縁材、翼端材などは３ミリバルサを２枚積層する作りです。　タイトボンドを薄く塗って貼り合わせ、カッティングマットの
下に入れ、重しを掛けて硬化させます。

タイトボンドは硬化後に削れるので良いのですが、はみ出させると、はみ出しを削るのが大変です。

スパーはカットされたバルサ角材ですが、サイズがいい加減です。　サイズを合わせる工作が必要です。
バルサカンナとサンディングで調整しましたが、テーブルソーを使えば楽だったんじゃないかと思いました。

後縁材も２枚合わせの３ミリバルサから削り出します。　
後縁は１ミリとします。

リブはスパー溝とレーザーカットの足を綺麗に整形しておきます。

原寸図がありますので、定盤に貼り、その上からラップを敷いておきます。

図面がありますが、アンダーキャンバーの深い翼型のため、ひっくり返した状態でリブとメインスパーを接着します。
角度を決める為、後縁に前縁材用のバルサ角材を枕にして接着していきます。

後縁材、翼端材、サブスパーを接着します。

このパーツの使い方が図面から読み取れず、設計者のＬｉｕさんにアドバイスをもらいました。

センターリブは１０°の傾きを付けますので、スパーから角度を割り出し、ボール紙の上反角ゲージを作りました。

謎のパーツはこのようにセンターリブに重ねて接着するようです。　中央プランク材の受けになるようです。