INFINITY EVO F5J 胴体の製作 1


モーターの選定で、機体重量が軽いことからダイレクトドライブで行くことにしました。 モーター自体が軽量な上、何より価格
が安価です。 同じ推力ならギヤダウンのモーターの1/3の価格で済みます。

海外ではXpowerで、日本ではTahmazoブランドで発売されているモーターをチョイスします。



モーター取り付けねじ自体は付属しますが、胴体に前詰めでマウントを取り付けると、取り付けねじとハブが干渉してしまう
ので、超低頭ネジを使用します。 手持ちのSUS超低頭M3ネジをモーターのローターに干渉しないようにカットします。



ねじ頭の厚みは1ミリ程度です。



モーターに合わせてレイアウトを考えました。  この機体の場合、サーボを前に乗せるパターンと後ろに乗せるパターン
がRC Grpups等で公開されていますが、モーター全長が短い利点を利用してサーボは後ろ詰めにする事にしました。

胴体開口部はバッテリーに譲る事にします。





胴体の外周は30ミリですが、胴体内径よりマウント外径の方が若干大きいです。 モーターマウントを先端より3〜5ミリ
後退させて取り付けるのであればこのままでも大丈夫ですが、前詰めにするので開口部ピッタリサイズまで削ります。

モーターマウントにはモーター取り付け穴が開けられています。 パワーラインや今回のモーター等の4つ穴とミクロ
エディションの3つ穴と両方開いています。



修正が終わったモーターマウントです。



1ミリのカーボン板から切り出したリングです。 このリングを合わせて使用する事で、ハードランディングでのモーター
マウントの脱落を防止できます。





瞬間接着剤でモーターマウントとリングを接着します。 モーター取り付けねじの頭の逃げを加工してあるので、ネジ位置
と合わせて接着します。



ノーズにはめ込んで低粘度瞬間接着剤で接着します。



胴体からはみ出た部分はリューターで削り落とします。 掃除機を回しながら削ります。

カーボンをリューターで削るときにはマスクを着用しているのですが、それでも鼻の中が黒くなります。 掃除機を回して
いると、かなり軽減されます。



成型の終わったモーターマウントです。


 



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