INFINITY EVO F5J 胴体の製作 3


胴体のコネクターホールをコネクターに合わせて加工します。 胴体と主翼間のコネクターはメスコネクターが主翼に
作り付けになっています。 
位置を合わせてスロットイン方式にも出来なくも無いですが、確実な方法として、胴体側コネクターはフリーとします。



コネクターが干渉せずに入るサイズにコネクタホールを広げました。 この胴体、表面はスプレッドカーボンなのですが、
内壁にケブラーが裏打ちされています。 削るとケブラーの繊維が出て来てとても面倒です。



コードがハンダ付けされた状態でキットに入っている胴体側になるオスのコネクターです。 ハンダ付け部分の保護の為
か、首部分が樹脂で固められています。



コネクターの大きなツバ部分はスリム化の為に削り落としました。 左が加工後、右が加工前です。
コネクターは4ピンで、+と−はエルロン、フラップで共用です。 受信機向けにはフラップ用は通常のコネクター
ですが、エルロン用はコネクタに黒線一本入っているだけです。


 
コネクタを掴んで抜けるようにシュリンクチューブで保護しました。


キット付属のVテールのリンケージロッドです。 矢印より左が1.7ミリのSUSパイプ、右側は1.5ミリのピアノ線です。
見るからに重そうです。



長さはここまでしかありません。 今回は後ろ詰めでサーボを乗せる予定なので問題はありませんが、前詰めに
乗せようとすると継ぎ足しが必要です。

この機体は、INFINITY NGの胴体より更に150ミリ程長く新たに作られたEVO専用胴体ですが、リンケージロッドは
NGのままのようです。


手元に、1.7ミリのカーボンロッドがあったので、カーボンロッドに置き換える事にします。



ロッドエンド部分は1.5ミリSUSピアノ線です。 ホーンと接続される側は先端を丸め加工してあります。



カーボンロッドとロッドエンドのジョイントを作ります。 外径1.8ミリ、内径1.4ミリのSUSパイプを加工して、片側
の内径を1.5ミリに、もう片側を1.7ミリに広げます。

ドリルで少しずつ広げましたが、何個も失敗してようやく2個分確保できました。



ロッドエンドとジョイントはステンレス用ハンダでハンダ付けします。



カーボンロッドとジョイントは瞬間接着剤で接着します。





片側1.6グラムですが軽量化が出来ました。




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