Explorer BFの製作 2





この機体では、フラップ、エルロンのリンケージIDSと言うシステムを使用します。  樹脂で成形されたサーボベッドに
リンケージロッド、ホーンがセットになった物で、舵面にホーンが飛び出さないスッキリとしたリンケージが出来ます。

IDSのセットはサーボの形に互換性がありませんので、サーボを指定して購入する事になります。



サーボベッドの部分です。 サーボホールの大きさの関係で、3つ有る取り付け穴の内、後ろの取り付け穴は使用
出来ません。
ですが、サーボホーンがベアリングで支持されるので強度的な問題は無いでしょう。



サーボを仮止めしたところ、取り付けネジが僅かに下面から飛び出します。 この後、サーボベッドの接着面を研磨
する事を考えると、少し短くしておく方が良いでしょう。



ペンチで一山ほどカットしました。



サーボベッドには整形時のヒケがありますので、全体的に当たるように下面を研磨しておきます。



IDSでは、サーボホーンとリンケージロッドが1oのピンで、リンケージロッドとフラップ、エルロンホーンとは1.5oの
ピンで接続されます。

リンケージの際、何回かは取り外しをしますし、後のメンテナンスを考えて、爪付きのピンを作ります。 写真の上が
セット付属のピンで、下が製作した爪付きのピンです。
 


この様に刺さります。 セット付属の物は、取り外すときにはピンを同径以下の物で押し出すしかありませんが、
こちらは爪の部分をドライバーなどで起こして、ラジオペンチなどで引っ張って取り外す事が出来ます。





ちなみに、このセットで使われている取り付けねじはポジドライブという規格の物で、通常のドライバーではガタガタ
して上手に回す事が出来ません。
専用のドライバーは安価で売られていますので、入手する事が望ましいです。

ただ、この事実を知ったのは、完成後なのでこの機体ではネジを替えてしまっています。



長さの違う数種類のリンケージロッドが付属しますが、とりあえず短めの任意のロッドを取り付けて、貫通穴を開ける
位置をヒンジラインにマーキングします。



上面にマーキングを透かして、後縁材に貫通穴の位置を転写します。





超音波カッターで切り開いた後、リューターと棒ヤスリで整形します。




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