Q12xの製作 



サーボはサーボベッドにこの様に、真ん中のネジを共用するようにして取り付けます。 この方法によって、サーボの
軸間を10ミリ〜20ミリ詰める事が出来ます。

今回の機体はクロステールですが、Vテールの機体など出来るだけ左右のリンケージを均一にしたいときに役に
立ちます。



リンケージの取り出し口を加工します。 リューターの丸砥石で切れ込みを入れてから、棒ヤスリで仕上げます。
アウターにするポリイミドチューブの外径が1.2ミリ程なので、ギリギリ通るサイズに仕上げます。



サーボベッドを接着する前に胴体ポッドの内壁をサンドペーパーで良く荒らしておきます。



低粘度瞬間接着剤で接着した後、高粘度瞬間接着剤を塗布しました。 いつもならカーボンパウダー入り5分エポキシ
を盛る所ですが、開口部が狭かったのでこちらにしました。

このポッドの開口部はある意味、ハンドランチよりタイトです。



胴体ポッドとテールパイプの接合部も良くサンディングしておき、硬化促進剤で拭き上げておきます。



接着するテールパイプの内壁も丸めたサンドペーパーでサンディングしておき、仕上げに硬化促進剤を含ませた
ティッシュで拭き上げておきます。



ウイングボルトを必要サイズに切断します。 前側は長くてもかまいませんが、後ろ側はリンケージを直撃するので
必要最小限に切り詰めます。



裏打ちのベニヤにはネジが切ってありましたが、渋くてネジが進まないのでM4のタップでさらっておきます。


 
パイプと主翼を取り付けた胴体ポッドで、主翼と水平尾翼のアライメントを確認します。



アライメント確認のその状態で胴体ポッドとテールパイプの接合部に低粘度瞬間接着剤を流します。 瞬間接着剤
が吸い込まれますので、吸い込まれなくなるまで一滴ずつ流して行きます。



胴体ポッドとテールパイプの抜け止めに、1.5ミリのカーボンロッド製のピンを入れます。



接合部に1.5ミリの穴を開けます。



用意した1.5ミリカーボンロッド製のピンを押し込み、低粘度瞬間接着剤を吸い込まなくなるまで入れて行きます。




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