Q12xの製作 8
リンケージ用のカーボンロッドにはテフロン加工を施します。 ティッシュに薬剤を染みこませてロッドを拭き上げます。 ちなみに、使用しているのはタミヤのVGフッ素コート剤です。 アウターのポリイミドパイプには硬化促進剤を塗っておきます。 胴体テールパイプにも硬化促進剤を塗ってきます。 ロッドエンドをサーボに接続します。 見えにくいですが、ロッドエンドの抜け止めには1ミリのシュリンクチューブを収縮 させた物を被せて瞬間接着剤で止めています。 アウターのポリイミドパイプの接着にはチューブ内にリンケージロッドを通した状態で行います。 リンケージのライン を決めたら、軽くチューブにテンションを掛けて低粘度瞬間接着剤で接着します。 瞬間接着剤はダーッと流さず、10センチ間隔で一滴ずつ垂らせば充分です。 エレベーターリンケージです。 スロープ部分にサポートを入れています。 ラダーリンケージです。 こちらもスロープ部分の中間あたりにサポートを入れています。 |
アンテナ線の取り出し口を加工します。 受信機からのアンテナ線の届く位置で、機体の影になりにくい位置を選んで マーキングをしました。 アンテナ線のリードパイプにはエンパイアチューブを使用しました。 チューブの中にピアノ線を入れて、センターから 45°、二本のアンテナ線の間隔が90°になるように瞬間接着剤で接着します。 |
モーターはネジ二本止めで固定します。 取り付けねじが皿ネジなので、マウントのネジ穴には皿加工を施しました。 モーターの配線が斜め下に出るような角度で穴を開けています。 仮組をしたらスピンナーの取り付けイモネジの位置が随分と前の方でした。 シャフトのDカットが短かったので削り足し をします。 削った鉄粉がマグネットに付いてしまわないように、ビニール袋で養生をして加工します。 リューターの丸砥石で削って、平ヤスリで仕上げました。 モーターを取り付けました。 |
受信機は前作同様、サーボベッドの前に押し込みます。 キャノピーラッチは2ミリのFRP棒です。 キャノピーの接着部分をサンディングして、中粘度瞬間接着剤で仮接着を します。 補強の為にマイクロバルーン入り5分エポキシを盛ります。 マスキングをしてマイクロバルーン入り5分エポキシを こんもりと盛り上げ、直ぐにマスキングテープを剥がします。 そうすると、盛り上げたエポキシが自然な小判型に広がりますが、硬化が始まるまでマスキングをしておくと、四角く スパッと切れたような形に仕上がってしまいます。 |