Q12xの製作 



リンケージ用のカーボンロッドにはテフロン加工を施します。  ティッシュに薬剤を染みこませてロッドを拭き上げます。
ちなみに、使用しているのはタミヤのVGフッ素コート剤です。



アウターのポリイミドパイプには硬化促進剤を塗っておきます。



胴体テールパイプにも硬化促進剤を塗ってきます。



ロッドエンドをサーボに接続します。 見えにくいですが、ロッドエンドの抜け止めには1ミリのシュリンクチューブを収縮
させた物を被せて瞬間接着剤で止めています。



アウターのポリイミドパイプの接着にはチューブ内にリンケージロッドを通した状態で行います。 リンケージのライン
を決めたら、軽くチューブにテンションを掛けて低粘度瞬間接着剤で接着します。

瞬間接着剤はダーッと流さず、10センチ間隔で一滴ずつ垂らせば充分です。



エレベーターリンケージです。  スロープ部分にサポートを入れています。



ラダーリンケージです。 こちらもスロープ部分の中間あたりにサポートを入れています。



アンテナ線の取り出し口を加工します。 受信機からのアンテナ線の届く位置で、機体の影になりにくい位置を選んで
マーキングをしました。



アンテナ線のリードパイプにはエンパイアチューブを使用しました。 チューブの中にピアノ線を入れて、センターから
45°、二本のアンテナ線の間隔が90°になるように瞬間接着剤で接着します。


 

モーターはネジ二本止めで固定します。  取り付けねじが皿ネジなので、マウントのネジ穴には皿加工を施しました。
モーターの配線が斜め下に出るような角度で穴を開けています。



仮組をしたらスピンナーの取り付けイモネジの位置が随分と前の方でした。 シャフトのDカットが短かったので削り足し
をします。 削った鉄粉がマグネットに付いてしまわないように、ビニール袋で養生をして加工します。



リューターの丸砥石で削って、平ヤスリで仕上げました。



モーターを取り付けました。


 
 
受信機は前作同様、サーボベッドの前に押し込みます。



キャノピーラッチは2ミリのFRP棒です。 キャノピーの接着部分をサンディングして、中粘度瞬間接着剤で仮接着を
します。



補強の為にマイクロバルーン入り5分エポキシを盛ります。  マスキングをしてマイクロバルーン入り5分エポキシを
こんもりと盛り上げ、直ぐにマスキングテープを剥がします。 
そうすると、盛り上げたエポキシが自然な小判型に広がりますが、硬化が始まるまでマスキングをしておくと、四角く
スパッと切れたような形に仕上がってしまいます。




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