PULSER(2Mクラスピュアグライダー)の修理とフック取り付け
現状確認です。 ノーズから突っ込んで、開口部が開く形で胴体にクラックが入ったように見えます。 お腹の部分の破断 、開口部は破断が見えますが、首の皮一枚で繋がっているようです。 修理後、曳航用のフックを取り付けますので、元より少し強度を上げる形で修理しましょう。 |
修理方法として、カーボンクロスで腹巻きをして上げる形を取ります。 カーボンクロスほ貼り込む部分をサンディング します。 表面に厚めにエポキシレジンかウレタンクリアが塗られているようなので、カーボンの地が出で、サンディング 粉が黒くなるまで削り込みます。 サンディング後にシリコンオフで脱脂をし、5052を染みこませたカーボンクロスを乗せて馴染ませます。 周囲をマスキングテープで養生し、10o幅に切ったストレッチテープをグルグル巻きにして圧迫します。 24時間硬化させ、ストレッチテープを剥がした状態です。 余分な樹脂はストレッチテープの隙間から押し出されて います。 |
フックのベースを作ります。 1.5oのFRP板を切り出します。 3枚のFRP板を瞬間接着剤で3枚重ねて接着します。 接着面はサンディングして、脱脂をしておきます。 4oピッチで1.5oの穴を開けて、M2のタップでネジを切ります。 2o、M2ののロッドアジャスターを加工してフック を作る予定です。 周囲の角を落としてフックベースの完成です。 |
接着する胴体内部をバルサ棒の先端を胴体内部の形に整形した物にサンドペーパーを貼ってサンディングしておきます。 胴体のパーテーションライを基準に4oピッチで穴を開けます。 ベースには4つ穴を開けましたが、胴体サイズから見て 3つで充分と判断しました。 2oボルトで仮固定してフックベースを胴体に瞬間接着剤で接着します。 接着の終わったフックベースです。 フックは2o呂都度アジャスターをL字に曲げた物です。 先端は丸め加工を施してあります。 フックはねじ込んだ後、内部からM2のナットで緩み止めをします。 取り付けられたフックの状態です。 |
全体をサンディングして余計な樹脂を削り落として平滑にした後、クリアラッカーを吹いて修理完了です。 |