OWL200 主翼の製作1


前縁材と後縁材を作ります。 レーザーカットされた3ミリバルサ、2枚を貼り合わせて厚みを作る方式です。



タイトボンドを薄く塗って貼り合わせ、重しを掛けて一晩放置します。 タイトボンドの水分でもれなく捻れてきます。


 
出来上がった前縁材と後縁材です。



リブを切り抜きます。 切り離したリブにはレーザーカットの切り残し部分がありますので、サンディングして落として
おきます。

リブには製作時に便利な「足」が設けられています。



図面の上で組み立てます。 スパーは他の部材と同じ3ミリバルサなので、この時点での強度はありません。
 


上下のスパーと前縁、後縁材の接着が終わりました。



主翼下面を基準に接着していますので翼端ではこのようにリブから前縁材と後縁材がはみ出します。



はみ出した前縁材と後縁材はリブのカーブに合わせて成型します。  先ずはカッターで荒削りします。



リブにマスキングテープで養生をして、サンディングで仕上げます。



削り終わった前縁材。 中央部。



翼端部分はこんなに薄くなってしまいます。


 
上下スパーの間にウエブ材を挟み込んで接着します。 主翼が捻れないようにマチ針で定盤に固定した状態で
接着します。



プランク材の表面の荒れは接着前に整えておきます。 プランク後にガシガシ削ると、どうしても波打ってしまう
ので、事前に削っておくことで波打ちを押さえます。



上面プランクも瞬間接着剤で行います。 低粘度瞬間接着剤をリブに染みこませておき、硬化後に高粘度
瞬間接着剤盛って、プランク材を被せます。

プランク材の接着面には硬化促進剤を含ませたウエスで拭いておきます。 これにより、接着が素早く確実に
なります。



プランクの終わった主翼です。


 



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