胴体の製作1

 
レイアウトを考えます。 受信機用のLi−Feバッテリーを胴体開口部の後ろに積めると、サーボなどのレイアウトに幅
が出そうです。



サーボは通常、この胴体に多く使われるMKSのHV6110では無く、一回り大きなKSTのMS320を縦積みで使用
するため、開口部を大きく広げる必要があります。 

また、受信機用バッテリーの交換などで受信機の出し入れがし易いように、受信機搭載スペースの開口部も広げます。



リューターで削り広げますが、切削粉が飛び散らないように、掃除機で吸いながら削って行きます。
カーボンを削ると、マスクをしていても鼻の中がカーボンの削り粉で黒くなりますが、掃除機で吸っていると、作業環境
がかなり改善されます。


ロハセルにカーボンを貼った付属のサーボベッドを必要サイズにカットします。 本来なら、サーボベッド下にバラスト
が通るので、受信機もベッドの上に乗ります。
ですが、今回の機体では受信機用バッテリーを入れる関係で受信機は胴体底部に落とす型を取ります。





サーボベッドにサーボを取り付ける穴を加工します。 サーボベッドがカーボンで真っ黒でマーキングがしにくいので、
全面にマスキングテープを貼り、そこにカットラインなどのマーキングを書き込みました。

カットラインにそって超音波カッターで切り取り、ヤスリで成型します。



そのままではサーボ取り付けねじが効きにくいので0.3ミリカーボン板で補強をします。 瞬間接着剤で接着するので、
接着面をマスキングしてサンディングしておきます。





瞬間接着剤で補強板を接着して、はみ出た部分を成型します。



サーボベッドの補強と接着面を確保すめために3×3ヒノキを接着しました。


 
仮組をしたところ、受信機へ向かうハーネスをサーボベッド下に通せそうだったので、ハーネスが通る穴を加工して
サーボベッドの完成です。



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