VINCOの製作 


フラップホーンの加工をします。 フラップホーンは1.5ミリFRP板で出来ている、ハンドランチグライダーのそれと同等
の物です。

主翼の構造もロハセルコアの直型貼り構造です。 ホーンの取り付け用のスロットを加工する必要があります。
フラップの表皮をホーン幅で超音波カッターを使って切り取ります。
 


表面スキンを切り取ったら、下面スキンまでコアを掻き出しておきます。



仮組をしてみました。 ヒンジ面からフラップホーンのピン穴までが11ミリでした。 まだ下げる余地があります。



2ミリホーンの高さを削る事にしました。



2枚のフラップホーンのピン穴にピンを刺し固定し、バイスクリップで挟んで削ります。



ヒンジ面から9ミリまで下げて妥協する事にしました。



フラップリンケージ穴はザックリと大まかな加工がしてあります。 大きめなスキンの切り欠きは加工されていますが、
コアはサーボホールまで貫通していません。



サーボホールまでリンケージ穴を貫通させ、コアをリンケージロッドが自由に動けるように加工します。



サーボホールはコアが削り取られていますが、サーボホール底部から下面スキンまで15ミリの深さです。
この深さではサーボホーンが下面から出ないようにしようとすると、一番中心に近い穴しか使えません。

まだ底部のコアの厚みがたっぷりあるので削って深くすることにします。




 
平らに削れるようにサンドペーパーを貼った色々なツールを作り、サーボホールの底を削り込みます。 上面スキンの
カーボンが透ける位、役0.5ミリ程度までコアを削り込みます。



約3ミリ削って、下面スキンまで18ミリになりました。 中心から二つ目のサーボホーンが使えるようになりました。



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