SUPERSINBAD60 フイルム貼りと仕上げ 2


胴体はセオリー通りに最低部から貼っていきます。 先ずはキール部分を細く切ったフイルムで貼って行きます。



続いて下面の一番大きな面積の部分を貼って行きます。  前半は接着面が大きいのですが、後半は5ミリ幅のストリンガー
しかありませんので、ストリンガーへの接着を確実にしてから縮めていかないと、接着部が引っ張られて剥がれてしまいます。



思い立ってこの時点でコクピットの内壁を水性グレーで塗装しました。 前にピラーを塗装したので、合わせてみました。



二枚目以降はストリンガーへのカバーリングになります。 貼ってしまってから不要部分を切り取るような工法がとれない
ので、フイルムを仮止めして形をマーキング、そのマーキングに合わせて切り出したフイルムを使用します。



この時点でリンケージのカーボンロッドを通します。 これ以降フイルムを貼り進めてしまうと、リンケージロッドが通せなく
なってしまうからです。



貼るサイズは胴体の形状+5ミリ程度の大きさで、手で持って引っ張る部分がほとんどありません。 そんな時にはマスキング
テープをふいるむの端に貼って、そのマスキングテープを引っ張って貼り進めます。


 
最後に高温のアイロンで弛みとシワを取って黄色部分が貼り終わりました。 胴体だけで3日ほど掛かっています。



機首回りは白のAフイルムを貼っていきます。 コクピットの縁の部分は、細かく切れ込みを入れて折り返してから馴染ませます。



機首回りが貼り終えました。



飾りのアール部分のフイルムも貼り終え、胴体のフイルム貼り完了です。


 


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