CONCEPT X5 Proの製作 2
付属のサーボベッドの寸法がKSTのX08Hには微妙に小さく、加工が必要でした。 左が付属品の素の状態。 右が加工済みの物です。 バリを取り、内幅、耳部分を加工しています。 2ミリのタッピングねじでサーボを取り付けます。 主翼に納めてみると、サーボの耳部分がサーボホールからそっくりはみ出します。 サーボベッドの耳部分が入るスペースの追加加工と、奥に3ミリ程サーボホールを広げることで、斜めに入れれぱ すっぽりサーボベッドが収まる様になりました。 |
付属のエルロンホーンには1.2ミリの穴が開いていて、同じく付属のピアノ線も1.2ミリです。 曲げる部分の4ミリをバイスプライヤーで咥えて、ハンマーで叩いて曲げ、キッチリ直角を出します。 エルロンリンケージロッドはいつも通り「キセル工法」で取り付けます。 ピアノ線部分は両端だけで、ロッド本体は1.4ミリ SUSパイプになります。 SUSパイプは内径が1ミリ強なので、パイプに刺さる部分を1.2ミリから1ミリにサイズダウンさせる必要があります。 リューターの切削砥石でパイプにもぐる部分を削って1ミリに近づけます。 切削砥石で削った部分はデコボコなのでラジオペンチの内側にサンドペーパーを貼り付け、ロッドを電動ドリルで 回転させた状態でラジオペンチで挟んで削り、1ミリに仕上げます。 SUSパイプに無理なく収まりました。 |
ステンレス用のフラックスとハンダでSUSパイプとエルロンロッドのピアノ線をハンダ付けします。 コテを充分に加熱してからハンダをコテ先に乗せ、フラックスで湿った状態のロッドにコテ先を当てると綺麗にハンダが 流れます。 接着の時に瞬間接着剤が良く回る様にステンレスパイプに0.5ミリの穴を開けます。 今回初の試みです。 ステンレス用フラックスを使用しましたが、ロッドはスチールなので、そのままでは錆が出てしまいます。 良く水洗いを したのち、磨いて仕上げます サーボ側の1ミリSUSピアノ線も曲げ加工をしておきます。 |