Explorer Q4の製作 

 
フラップサーボの搭載位置を粗方決めます。 この機体にはホーン取り付け部分のハードポイントが確認出来なかった
ので、フラップサーボはサーボ取り付けの3本のネジがサーボホール内に収まる様な位置にサーボを取り付けることに
しました。

位置が決まったら、ヒンジにサインペンでロッドの位置をマーキングします。 光を当てると反対側から確認することが
出来ます。



マーキングしたロッド位置を参考に後縁スパーにロッドの貫通穴を加工します。 この手の機体では後縁スパーは翼型
保持程度にしか考えられていないので、思い切って大きく加工しておきます。 ギリギリ小さく開けて、現物合わせで
少しずつ広げても、このくらいの穴になってしまうのです。



ホーンを組み立てます。 二分割になっているホーンをロッドに組み合わせた状態で低粘度瞬間接着剤で接着します。



接着後、バリを落として成形時のヒケを削って平らにします。 IDSのホーンは何種類かあるらしく、このセットの
ホーンには足が付いていませんでした。


 

ホーンを差し込む位置をマーキングします。 エルロンのスキン直下からホーンの厚み分切り取ります。




 
超音波カッターで切り開き、ヤスリでホーンが差し込めるように加工します。 内部にマイクロバルーン入りの樹脂が
垂れていたりします。



接着は瞬間接着剤で行いますので、接着前にホーンの接着面を硬化促進剤で良く拭いておきます。 この時には
薬剤の持続時間が比較的長いロックタイトの712を使用します。



左右の振れ、捻れを確認して高粘度瞬間接着剤を流し込み、速効で硬化促進剤を滴下します。 この時には白化
が無いボブスミスの硬化促進剤を使用します。



アップ側でロッドと干渉するギャップシールを3ミリ程削り込んでいます。



フラップのブレーキ動作を確認してみます。 充分な動作角が取れているので、サーボ側のホーンとオフセットも良好
なようです。 また、各所への干渉も見られませんでした。



エポキシで補強をするために、ホーン周囲をサンディングして荒らしておきます。 バルサやヒノキ材にサンドペーパー
を貼り付けた物でザッと擦っておきます。



ホーンとその周辺の隙間にカーボンパウダー入り5分エポキシを盛って補強とします。 フラップホーンは組み合わせた
時に中央部に隙間が出来ますので、その間にもエポキシを流し込んでおきます。 


 


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