HOLIDAY BUGGY2010 の製作 11





一度走らせてみた所、フロント回りのぐにゃぐにゃ感が気になり、手持ちのミニ四駆パーツで左右のタワーバーを連結
するパーツを作り、取り付けました。

また、1Gで沈んだ時に若干トーインが付くようにタイロッドを調整しました。
このサスペンションは、タイロッドがナックルより高い位置にあるので、沈むとトーイン、伸びるとトーアウトになります。



モーターをノーマル380モーターから、380スポーツチューンモーターに交換します。 ノーマルモーターでも軽いジョギング
程度の速度で走っていたのですが、もう一声欲しいと感じたためです。

通常のパワーアップの手順では、ノーマル380モーターからノーマル540モーターに替え、ピニオンギヤを10Tから17T
に替えると言う物ですが、テールのオーバーハングで約100グラムも重量が重くなるのを嫌って、380モーターでの
モーター交換を行うことにしました。

ただ、他の380モーターに交換するとなると、10Tのピニオンギヤを入手しなければなりません。
ノーマルモーターのギヤは圧入の為、取り外しが困難なのです。

色々と探し回った結果、タミヤのトラックシリーズ用のピニオンギヤが合うらしいと言う情報を見付け、更に探し回って
ギヤを一つ入手する事に成功しました。



更に入手出来たピニオンギヤですが、540モーター用の3.17ミリシャフト用です。 3.17ミリ〜2.3ミリシャフト変換
アダプターを使って取り付ける事になります。

アダプターにDカット用の切り欠きがあるので、それに合わせてモーターのシャフトにもDカットを施します。



ギヤの取り付けが完了しました。



モーター取り付け用にマウントアダプターも購入しました。 バックラッシュの調整も出来る物です。
(モーターはノーマルモーターです)



なぜか片側だヒシチューブで絶縁しているタミヤモーターですが、もう片方もチューブを被せてあげました。


 

モーターのパワーアップに伴い、パワートレインも強化します。
ギヤデフの代わりにボールデフを、ボールデフ導入で取り付けが可能になるユニバーサルジョイントを導入します。



ボールデフを組み立てます。 デフグリスの粘度を使ってボールをケースにセット、取説に従って組み上げていきます。



組み上がったボールデフです。


 
 
ユニバーサルジョイントも高粘度グリスで組み上げます。



今回導入のユニバーサルジョイントが上。
今まで使っていたドッグボーンシャフトが下です。



ボールデフケースをギヤケースに組み込みます。





更に六角ハブも樹脂製からダイキャスト製へ交換し、パワーの上がったトルクに対応させます。



取り付け完了です。


モーター交換で更に一握り分の速度アップが出来ました。 芝コンディションでもパワードリフトが可能になりました。


 


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