HOLIDAY BUGGY2010 の製作 15



ノーマルモーターで物足りなくなり、スポーツチューンモーターに換装してある「きむらクラフトバギー」ですが、
更に高速域での伸びが欲しくなり、モーターの交換をして見ることにしました。

王道は380モーターから540モーターへ、更に540ブラシレスモーターと行くのてずが、ここは380サイズのモーター
に拘ったチューンナップを推し進めることにしました。

540モーターはピニオンギヤが17Tからなのですが、380モーターでは10Tが標準です。 それを踏まえた
最高速度を調べてみました。 
ノーマルモーターと現在のスポーツチューンモーターの差は最高速度で約10km/hです。 17Tのピニオンギヤを
取り付けた540ノーマルモーターと計算値ではほぼ同じですが、モーター単体の重さが100g軽く、前後の重量比
や車体重量で380モーター仕様にアドバンテージがあると考えています。





事前に車体にワットメーターを車体に括り付けて、最高電流値を調べてみましたが、フルスロットルでの加速で10A
ちょっとしか流れていません。



購入したブラシレス用のESCです。 HOBBYWING QuicRUN-WP-16BL30 MAX30Aの小さい物です。 
1/10サイズの540モーター用で無く、1/14や1/16サイズの車体用です。

電源スイッチに設定用のプッシュスイッチが併設されています。 スロットル位置のキャリブレーション設定に使用
します。



上が今回購入したブラシレスモーター、下が今まで使っていた380スポーツチューンモーターです。
サイズはほぼ同じ、取り付けねじのピッチは16ミリと19ミリで380モーターと互換がありますが、取り付けねじは
380モーターのM2.6対してM3です。
また、シャフトは3.17ミリで540モーターと同じになっています。 そのため、ピニオンギヤはスペーサーを使用せず
にそのまま使用することができます。



外したモーターの内部は枯れ草が入り込んでいました。



モーター単体の重さは92グラムとスポーツチューンモーターより12g重くなります。
元々は海外製の1/16バギー用のモーターのようです。 kv値は4500と高回転になりますが、ギヤ比が大きいので
スピードアップはするけれど、ビックリするほどの速度にはならないと思います。

 

スイッチは取り付けねじ部が存在しないので、スイッチ取り付け部に0.5ミリFRP板で蓋をして、その上の車内側に
両面テープで貼り付けました。



交換自体はなんの加工も必要ありませんので、そのまま取り付けられます。 ヒートシンクは前モータより引き継ぎ
です。

自宅前の路地で、ページ上部のようなテストをしてみましたが、速度が出すぎてフルスロットルには出来ません
でした。 広いところでやる必要があります。





実走してみたところ、加速や最高速の伸びが格段に上がりました。 ESCの設定か、ブレーキの掛かりが強くなり、
慣れるまで時間が掛かってしまいました。
電流値は13.1Aと速くなった分消費している感じでした。



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