HOLIDAY BUGGY2010 の製作 17



ホリディバギーをはじめとして、タミヤの2WDバギーのフロントハブはシャフトがナックルに固定されていて、ホイールに
仕込まれたベアリングによってタイヤが自由に回る仕組みです。

このシステム自体はシンプルで良い物なのですが、4WDバギーのホイールやタイヤ、他メーカーのホイールとの互換性
がありません。 簡単に六角ハブ用のホイールが使えるベアリング入りの六角ハブも販売されていますが、ガタが大きい
など不具合も多いのです。

今回購入したハブは、ホイールを小加工してハブを仕込み、ガタの少ないフロント周りを実現するハブです。

ホイールはタミヤのOP−2044、ハブはこのホイール専用のWP−0154です。



左が今回購入した六角ハブホイールで、右が本来のフロントホイールです。



六角ハブホイールはホイール幅も24ミリと広く、タイヤの横剛性も上がりそうです。 対して、右のノーマルホイールの
幅は19ミリです。 幅の細い2WD専用フロントタイヤはこちらの方が収まりが良いです。


 
ハブを取り付けるのには、ホイールのセンター穴を4ミリから8ミリに広げる必要があります。 ハブの取説ではリーマー
などが推奨されていましたが、ステップドリルを使用しました。

ホイール自体の素材が柔らかいので、穴開けは簡単です。



左が加工済みのホイールです。



ホイールの六角穴にハブのナットを押し込みます。 このナットは外側に0850ベアリングが入れられる様になっていて、
奥にはネジが切ってあります。



ホイールの外側からハブを12ミリのレンチを使ってねじ込みます。 ホイールの取り付けねじ部の長さにハブが合わせて
あるので、ハブ本体が全てホイールに収まる形になります。



裏表に0850ベアリングを入れて完成です。



ワイドグルーブタイヤと組み合わせています。 丁度良い引っ張り具合です。 ハブのナットがホイールから飛び出す
感じになります。


 
ロックナットを締めたところ、ねじ込み途中で止まってしまいました。 更に締め込むと、ホイールが全く回転しなくなって
しまいます。





計って見たところ、ハブの内径は9.25ミリ。 対するロックナットのフランジ径は9.37ミリあります。 これでは入る訳が
ありません。



取説の組み立て図を良く見ると、ロックナットは良く使用されるフランジナットでは無く、ただのナイロンロックナットが
書かれています。

別途、ナイロンロックナットを購入しました。 購入したのはタミヤのOP−1080です。



フランジの無いロックナットをねじ込んだ所、今度はホイールレンチがナットに掛からず、最後まで締め付けが出来ません。



ホイール用の7ミリレンチの径は9.95ミリもあるので、ハブの穴には入りません。 ナットはハブから出た部分しか
回せません。
これはこれ以上肉薄のレンチなど見たことも無いので、明らかに設計のミスでは無いでしょうか。



仕方が無いので、電動ドリルにレンチを咥えて回転させ、リューターで削って径を細くすることにしました。
力を掛けると絶対に折れてしまうので、このホイール専用と言う事になりますが、このレンチも沢山あるので犠牲になって
もらいます。



ギリギリまで削って、9.02ミリになりました。



ようやくしっかりと締め付ける事ができました。 回転もスムーズで、ガタもほとんどありません。
ですが、色々と問題のあるセットだつたと思います。



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