Explorer5の製作 4


ロッドは穴の間隔が60ミリの物を使用します。



例によってヒケやバリが沢山あるので、サンディングボードで面出しと面取りをしておきます。



サーボホールの内面はカーボンで補強されていますが、リリースフイルムを剥がしたままの状態でザラザラとしています。
このままですとサーボベッドとの密着がされずに、瞬間接着剤では接着不良となるので、良くサンディングして平滑に
しておきます。





清掃ととプライマー効果を狙って、サーボホールとサーボベッドの接着部を硬化促進剤で拭いておきます。 
硬化促進剤には持続時間の長いロックタイトの712を使用します。



F3Jの頃より使用している翼端のテンプレートを使用してフラップのニュートラルを出します。 親指を掛ける穴を新設
しました。



フラップのニュートラルを出し、サーボは270μs分オフセットした状態でサーボベッドの四隅のみ、一滴の
中粘度瞬間接着剤を垂らして仮接着をします。 瞬間接着剤を垂らしたら直ぐに硬化促進剤を垂らして硬化させます。

自然に硬化するまで放置すると、ロハセルに瞬間接着剤が染みこみ、表皮が歪んでしまうことがあるからです。
硬化促進剤には白化の少ないボブスミスの物を使用します。



ロッド類に干渉部分がないか、動作確認をしておきます。



動作確認が正常なら、サーボを一度外し、サーボベッドの周囲に中粘度瞬間接着剤を流して本接着をします。
こちらも瞬間接着剤を流したら、直ぐにボブスミスの硬化促進剤を垂らして硬化させます。





3ミリのスクラップバルサでくさび状のパーツを作り、サーボベッドと下面スキンの間に押し込んで瞬間接着剤で接着
します。
サーボからの負荷を下面スキンに分散させるためです。



バルサだけでは弱いのと、見た目の問題で、バルサの表面にカーボンパウダー入り5分エポキシを塗って補強とします。



マスキングテープは塗りつけ作業終了後、直ぐに剥がします。


 



最終の動作確認を行います。 1000μsのフル舵角でブレーキ動作を見ています。


 


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