昔製作したコブラＺに続き、箱では無く袋入りのキットです。　レーザーカットのバルサとベニヤのパーツに、組み立て
説明書になる縮小版の図面が付属します。

原寸図はありませんので、ムサシノのキットのように図面上で組み立てる事は出来ません。

レーザーカットされたパーツには刻印が無く、原寸図も有りません。　パーツリストと照らし合わせて、部品にはパーツ
番号を書き込んでおきます。

下面プランク材から製作します。　レーザーカットされたパーツには足が残りますし、カット面が直角でない場合が
あります。　突き合わせで接着する面はサンディングブロックなどで綺麗に面が出る様に調整します。

プランク材の貼り合わせにはタイトボンドを使用します。　竹串の先に少量タイトボンド付けて、極力はみ出さない様に
接着面に乗せていきます。

定盤の上で、後縁材と中央プランク材が直角になるように並べ、接着します。　この段階から左右を意識して作ると
同じ物を２枚作ってしまう事が防げます。

プランク材は１ミリバルサで薄いので、波打たないように軽く重しを乗せて一晩乾燥させます。

乾燥後に、段差や接着跡をサンディングして取り除きます。　バルサによって、微妙に厚みが違っていたしします。

リブの接着前にはレーザーカットの足を削り落としておきます。

リブの位置決めは下面プランクにあるスロットにリブを差し込むだけですが、二本のスパーの間にカンザシが入る
部分は位置決め機構がありませんので、実際のカンザシを使ってスパーが曲がらないようにし上でスパーを接着
します。

前縁のリブの持ち上がりに合わせる為に、下面プランクと定盤の間に１．５ミリスクラップバルサを挟み込むと丁度
良い具合にリブとプランク材が沿います。

ここまではあまり加工するところも無くサクサクと作業が進みます。
二段上反角の機体ではありますが、この段階では一枚物として製作します。

接着部を馴染ませる為に、軽く重しを掛けて一晩放置します。