Vortex4の製作7



垂直尾翼底部にスキッドを取り付けます。 これは別に無くてもかまわないのですが、きむらクラフト機には全て付けて
いますし、おかげでこの部分が削れたりボロボロになる事はありません。

超音波カッターで底部に切れ込みを入れます。 最近の機体は物部分にロービングなどの補強を入れて来ている機体
が増えていて、切れ込みを入れるのが大変です。



スキッドはドライカーボンシートから切り出します。 表面は良くサンディングしておきます。



カーボンパウダー入り5分エポキシを充填してスキッドを差し込みます。 はみ出たカーボンパウダー入り5分エポキシ
を使ってフィレット状にして補強とします。





胴体側のラダーリンケージの取り出し口を加工します。 肉厚を使ってスロープを作る感じで削っていきます。



垂直尾翼にラダーリンケージの取り出し口を加工します。 ラダーホーンから1ミリオフセットします。



加工が完了したリンケージ取り出し口です。


 

エレベーター、ラダーリンケージに使用するカーボンロッドとポリイミドチューブです。 カーボンロッドは0.7ミリ、
ポリイミドチューブは内径0.8ミリの物です。

一番下は0.6ミリ綱線です。



ポリイミドチューブの表面を硬化促進剤で拭いておきます。 静電気でホコリを呼んでいるようです。



ポリイミドチューブに綱線を通し、ラインをネオジウム磁石を50ミリ間隔程度に置いて決めます。
テール部から低粘度瞬間接着剤をポリイミドチューブに目掛けて4〜5滴、滴下して、直ぐにエアダスターで一吹き
して瞬間接着剤を流します。

こちらはラダーリンケージです。



こちらはエレベーターリンケージ。 ほぼ180度回転します。 極力直線的なラインを心がけます。


 


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