PHOENIX DFの製作6 



カーボンパウダー入り5分エポキシを錬ります。 作業した時期が寒い時期だったので、シートヒーターで5分エポキシを
温めて流れを良くしておきます。



ホーンのスロットに温めて緩くしたカーボンパウダー入り5分エポキシを練り込みます。 上面、下面にヘラで補強に
なるように塗りつけます。



仮のピンを取り付けたホーンをスロットに押し込み、はみ出てくるカーボンパウダー入り5分エポキシはその都度取り除き
ます。
PPシートをピンとフラップの間に入れて、クリアランスを確保します。 PPシートの厚みは約0.2ミリです。
一次硬化するまで手で押さえておきます。

錬ったカーボンパウダー入り5分エポキシの硬化具合で手を離す判断にします。



エルロンも同様に施工します。



カーボンパウダー入り5分エポキシの不足部分には先に施工した部分が硬化後に追加で充填しておきます。



IDSではホーンが動翼との合わせ目に飛び出てしまいます。 シャーレ翼では後縁材が奥まっているので問題は有りま
せんが、コア翼では隙間が無いので、ホーンの逃げを主翼側に加工をする必要があります。



動作確認をしておきます。





エルロン側も同様に加工します。 


 

サーボホールなどのロハセル剥き出し部分を補強するために、カーボンパウダー入り5052を錬ります。 接着剤や
パテの粘度では無く、筆で塗れる程度の粘度にカーボンパウダーの量を加減します。



サーボホールの側面とサーボベッドの接着面、コアとスキンの境目にもしっかりと塗り込みます。



フラップ、エルロンホーンの逃げ部分も塗っておきます。



コネクタホールの内側にも塗っておきます。 コネクタの出し入れでコアが削れてしまうのが防止できます。


 


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