PILOT SEAMASTERの製作1
![]() オークションで入手したボートのキットですが、1970年代前半に販売していた物です。 木製のボートのキットは当時、 スクリューなどのセットは別売りで、キットには付属していないのが通常でした。 当然、今回の物も船体だけでスクリュー やドライブ系のパーツはありません。 このボート専用の物があったようには記載されて無いので、元々汎用の物を自分で買い集める必要があったようです。 2024年現在、ボートのパーツは壊滅的で、半没タイプ(ルースターテール 後ろに水しぶきを上げるタイプ)はかろうじて 手に入りますが、今回のように古いタイプのボートで良く有る全没タイプ(船底から斜めにシャフトが出て、その延長線上に スクリューがある)のドライブ周りの部品が見付けられませんでした。 色々と探し回った所、グラウプナーの船外モーターにたどり着きました。 「もう、これでいいかな」と。 船外モーター用に船体を改造する必要がありますが、見た目的には悪く無いと思いました。 |
船外モーターにはモーターやスクリューは付属せず、自分で調達する必要があります。 ただ、モーターマウントのアダプターが付属していて、540モーターの25ミリピッチと400モーターの19ミリピッチの 両方が使えます。 付属のジョイントは両端3.2ミリ穴なので、2.3ミリの400クラスモーターを使用する場合は2.3ミリ〜3.2ミリの変換 アダプターが必要になります。 きむらクラフトとしてはミニマムを好みますので、400タイプのモーターをチョイスしました。 デューンバギーに使おうかと 手持ちしていた密閉型のブラシレスモーターを使用します。 2845、直径28ミリ、全長45ミリ、Kv値は2800です。 スクリューと400モーター用のウォータージャケットは別途購入 しました。 |
![]() とりあえず分解してみました。 真鍮製のロックナットは逆ネジ仕様です。 ロックナットを外すとシャフトが引き抜けます。 ワイヤーシャフトにテフロンチューブが被っています。 ![]() シャフトには古いグリスが塗布されていたので、拭き取ってパーツクリーナーで洗浄しました。 タミヤのセラグリスを塗布して組み直します。 |
モーターにジョイントを組合せましたが、首一杯まで下げないと本体との位置が合いませんでした。 ![]() モーターをマウントに固定します。 マウントのシャフト穴はジョイントとの隙間がミニマムです。 位置をしっかり合わせないと 接触してしまいます。 取り付けにはステンレスキャップボルトを使用しました。 ![]() 本体にねじ穴用のサービスホールが開いていますが、モーターを締めてしまうとこの位置にイモネジが来ません。 シャフトを締め付けてからモーターを本体に取り付ける必要があります。 ![]() モーターを正規の位置に取り付けると、ワイヤーシャフト取り付け用のイモネジがこの様な位置になってしまいます。 今後のメンテナンスの事を考えて、下に穴を広げる必要がありそうです。 ![]() ![]() モーターを取り付け、ウォータージャケットの配管を行います。 ウォータージャケットは押し込んでいるだけです。 |
![]() 左がスタール製の付属のロックナットです。 この厚みだと、スクリューの噛み代が少なく不安だったので、ステンレスの 薄ナットに交換します。 ![]() スクリューはインサートナットタイプです。 シャフトのネジ部が短いので、ナット締めタイプは使えません。 薄口スパナでロックナットを締め付けます。 |
動作確認をしておきます。 思った以上にワイヤーシャフトが低抵抗でした。 |