Graphite2 胴体の製作 1

ちなみに
尾翼 82グラム
胴体 142グラム
ノーズコーン 42グラム
フレーム 86グラム



ノーズに内装するラダベーター用のサーボやバッテリー、受信機
等のレイアウトを決めます。
上の図は、メーカー推奨の搭載例ですが、この方法ですとコント
ロールロッドが受信機の上を通過したり、ロッドがストレートになり
ません。  
利点としては胴体の一番ふくらんだ所にホーンが来るので、ノー
ズコーンとの干渉がありません。


今回木村が採用したレイアウトです。 受信機にロッドが掛からず
ロッドの配置はテールから一直線になります。 欠点としては、
ノーズコーンのとの干渉を懸念して、10ミリほ標準の搭載位置
から後ろになってしまう事です。

以上の事を踏まえて製作に入ります。



フックの取りつけです。
この機体は、ノーズフレーム一体のバラストパイプが胴体のど真ん
中に通っているため、フレームを接着する前に、その他の全ての
工作を済ませて置く必要があります。


マーキングをしてリューターの丸砥石でフックの取り付け台が入る
穴を開けていきます。
フックの位置は標準より6ミリ後方へ下げています。 標準の取り
つけ位置では、フックの取りつけネジがバラストパイプ内に飛び出し
てしまうためです。


このような立派な取り付け台が付属します。


取り付け台は胴体内部からエポキシ接着剤で接着します。 
回りにマスキングをして、接着剤を盛り上げて補強とします。


取りつけネジもバラストパイプとの干渉を恐れて、5ミリカットしました。


フックの完成です。
画像では真ん中より後ろにありますが、実際は一番前に出した
状態で飛ばしています。

主翼の製作の時に作ったコネクタ位置テンプレートを元に、2ミリFRP
でベースを作りました。  ベースは主翼取りつけ面から9ミリ下げた
所に接着しました。


1ミリFRP板でコネクタの押さえを作ります。 穴はコネクタ本体の
寸法より前後左右に1ミリ大きく開け、フローティングとしています。




押さえ板は2ミリのタッピングネジで固定します。
ベースは瞬間接着剤で接着した後、エポキシ接着剤でフィレットを
作りましたが、何回か飛ばした所、片側の接着が剥がれていました。
曳航、もしくはランディングの際の胴体の捻れが吸収仕切れなかった
のでしょう。




強度が必要な場所ではありませんから、大きな穴を開けるか、前後
に渡す様な構造にした方が良いかも知れません。


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