Blaster2号機 胴体の製作



先ずはメカプレートから作ります。
メカプレートは1ミリのFRP板から切り出します。 メカプレートが入る場所
付近のポッドの外寸をノギスで計り、その寸法から1ミリ引いたサイズで
FRP板を切り出します。
後は実際にポッドに入れてみながら削ってサイズの修正を行いました。

サーボが入る穴はサーボがキッチリ入る様に微調整しながら開けて行き
ます。
ネジで締め付けるのではなく、枠で押さえる構造になっているのが特徴
ですので、穴のサイズは重要です。 取り付けネジはサーボ付属の物で
は無く、IMのキャノピー用のM2トラスネジです。

1号機ではサーボの脇に変形によるサーボの破壊を恐れて逃げを作り
ましたが、ポッドが思いの外強固だったために割愛していまいす。

サーボ付属の物より細いですが、このネジの役目はサーボが抜けない
様にするだけですので細くても頭が大きければOKです。 下穴も小さく
て済みますので枠を細くできます。


サーボを組み込んでみました。


使ったサーボは1号機と同様のDYMOND D47です。 OKのS1108
やTS1002と同じ物です。 サーボホーンやケースの首が弱い感じは
ありますが、サイズには助けられています。

メカプレートをポッドに接着します。
サーボを取り付けた状態でポッドに入れ、位置を確認した上で瞬間接着
剤で仮接着。 サーボを取り外してから全体に瞬間接着剤を流します。

硬化後にマスキングをしてマイクロバルーンエポキシで補強のフィレット
を作ってあげます。 1号機では、瞬間接着剤+マイクロバルーンで補強
しましたが、ノーズから地面に刺さった際に剥がれてメカプレートが脱落
した経緯があります。 瞬間接着剤よりも弾性があるエポキシに期待して
変更しました。


綺麗にフィレットになりました。
この時点でポッドを捻ったり握ったりしてメカプレートがポッドから剥がれ
ないか確認をしておきます。 ランチの時の力で胴体は想像以上の変形
をしますので、その力でメカプレートが脱落してはシャレになりません。

一号機と2号機のメカプレートの搭載位置の比較です。
下が一号機です。


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