Blaster2号機 胴体の製作4


1号機ではキット付属の垂直尾翼を使いましたが、2号機では垂直尾翼も
バルサ直貼りで作り直しました。
5ミリバルサのシートから、軽い部分だけを選んで作りました。 光に透か
して明るく見える部分だけを切り取って貼り合わせたので、合わせ目が
変な形になりました。 合わせ目にカーボンを挟んでスパーにしているので
目立ちます。

キット付属の垂直尾翼も重量、強度共に不満は無いのですが、唯一、取り
付け指定位置が下の方にあり、ブームを挟んだ上下の面積比に不満が
ありました。 リブ組で作られている為に取り付け位置の変更はフイルムを
剥がす必要があるんです。

垂直尾翼もマイラー転写による着色を行いましたが、青が汚くなってしまい
ました。

バギングは動翼と固定翼部分と別々な行いましたので、動翼はヒンジに
よって接続されます。

接着は接着面を軽くサンディングして脱脂した後、位置を決めて瞬間接着
剤により行います。 カーボンと瞬間接着剤、バルサと接着の相性はとて
も良いのでこのままでも大丈夫とは思いましたが、いつものようにマイクロ
バルーン+エポキシを盛って補強をします。

マスキングテープで養生をして、接着剤を盛り、硬化が始まる前にマスキン
グテープを剥がしておきます。
固まるまで放っておくと、マスキングテープとの境界がギザギザになって
しまいます。


綺麗なフィレットが出来ました。

ホーンは0.5ミリのFRP板から切り出しました。 コントロールワイヤーを
通す穴は1ミリのドリルを使い、穴を開けた後は穴の外周の面取りも忘れ
ずに行います。 いくら丈夫なPEラインでも、FRP板の角が擦れれば切れ
てしまいます。
恒例となった「こけおどし穴」も開けてあります。


接着は瞬間接着剤で行いました。 塗装がアクリルラッカーですので周り
に垂れると、色が落ちてしまいます。


ヒンジはOHPシートから切り出した物です。 幅7ミリのヒンジを3個使用
しています。 こちらの接着も瞬間接着剤です。

OHPシート製ヒンジをカッターで下穴を開けた上で差し込んで仮組をして
みます。 動作がスムーズであれば、一度外して動翼とヒンジの隙間に
瞬間接着剤を垂らして接着し、硬化後、再度組み込んでヒンジと固定翼の
隙間に瞬間接着剤を垂らして固定します。
動翼と固定翼との隙間は、コピー用紙1枚分です。

仮組をして、ペコペコ動くようなら、可動ラインが一直線になっていない可
能性があります。 ヒンジの位置を少しずつずらしながら調整します。


出来上がりはこんな感じになります。

尾翼周りの完成図です。


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