Blaster2号機 主翼の製作


主翼にエルロンホーンを取り付ける溝を加工します。
溝切りには、お馴染みリューターの丸砥石で行います。 例によって
マスキングテープで養生をして慎重に切れ込みを入れます。
今回のホーンの間隔は26ミリです。


切り込みが入りました。
カーボンで裏打ちがしてありますから、黒い粉が出ます。 ゴーグル
と同時に、マスクもした方が良いですね。


切れ込みが入ったら、中のフォームを上面の表皮まで掻き出して
おきます。

エルロンホーンです。
0.5ミリのFRP板から切り出しています。 コントロール系の動作
ラインが直線ですので、ホーンの厚みは0.5ミリで充分です。

接着面はサンドペーパーでしっかり荒らしておきます。


ピンぼけですいません。
ホーンの周りにフィレットを作る為、溝まわりをサンディングした後、
溝から1ミリ離してマスキングテープを貼ります。


またまたピンぼけですいません。
5分エポキシを溝にたっぷり擦り込んでからホーンを押し込みます。
はみ出た接着剤でフィレットを作ります。

ホーンの穴にピアノ線を通して、水平と平行を維持させながら硬化
を待ちます。

マスキングテープは接着剤が硬化を始める前に慎重に派がして置
きます。 これも綺麗なフィレットが出来ました。

主翼の前縁に若干の段差があったので小型のサンディングボード
で削って修正しました。
サンディングスポンジで仕上げました。


エルロンの切り欠きは、ブレーキ動作時にブームに接触しますので、
ブームに合わせて修正します。

予めモールドされているペグの穴が若干狭く、ペグが入らなかった
のでドリルの刃にサンドペーパーを貼り付けて調整しました。


ペグは瞬間接着剤で接着しました。 
今まではエポキシ接着剤を使っていましたが、素材的には瞬間
接着剤の方が相性が良いんです。

今回キットに付属していたペグは、1号機の物より肉厚が薄く、大変
軽量な物でした。
軽量なのは良いのですが、実際にランチしたところ、ペグの変形を
指先に感じたため、ペグに補強を入れることにしました。


2ミリのハードバルサにカーボンシートを貼った物を補強に使います。


補強材をパイプに押し込んで、瞬間接着剤で接着しました。


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