プラン


この機体の構成は、バルサシャーレの主翼とRadinasと同様のフォーム
にグラスを貼った尾翼の組み合わせで、Brasterよりも長いテールブー
ムを持ちます。
22.6dm2の主翼に対して2.2dm2と小さめな水平尾翼面積ですので、
ブームを一杯に使った位置に配置したいものです。

ブームが長いので、後ろの重量が即全体重量に関わってきますので、
テール周りの軽量化が課題にもなると思います。

独特の横開きハッチを持ったポッドは容積こそあるものの、その開口部故
リンケージにも一工夫が必要です。 特にエルロンリンケージには悩まさ
れました。


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フライングテールの取りつけ位置は、一杯一杯後ろのパイプの前端から
620ミリの位置としました。 これによって、水平尾翼の容積は0.46を確
保する事が出来ています。

また、上に付けるか下に付けるかの指定はありませんが、リンケージの
ラインが素直に通る上側に取りつける事にしました。
主翼の後流との関係が言われるところですが、後流は主翼下方に流れる
と物の本にありますので、その意味でもこちらの方が良さそうです。

垂直尾翼はこの位置ですと、こちらも0.46の容積を持ちますが、これは
少し大きすぎると感じました。 他の機体が0.3台に納めていますので。


垂直尾翼にはブームを納めるポケットが用意されていますが、固定翼部
の2/3程度までしか固定部分がありませんので、この後ろの補強をいか
に軽量に行うかも製作のポイントです。


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メカレイアウトはエルロンサーボのチョイスと搭載方法が全てのような気さ
えします。 エルロンのリンケージは出来る限り左右対称にしたい所です
が、しっかりしたサーボは大抵背が高く、これらのサーボを使うとどうしても
リンケージが片側に寄ってしまいます。

ポッドの幅は40ミリありますが、1列に並べたとしてもサーボの底からホー
ンまで高さは20ミリが限度です。 これ以上大きなサーボを使うとリンケー
ジが片側に寄ってしまいます。

サーボはOKのS1108もしくはDyamondのD47を使う事で2列に並べて
もホーンを中心に置くことが出来ますので、Blasterでも使ったこのサーボ
を使用することにします。


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ノーズバラストを減らす為と、リンケージの湾曲を出来るだけ少なくするた
めに、サーボは出来るだけ前に搭載します。
受信機は手持ちの物で一番小柄なJETIのREX5を使う事、バッテリーに
はCR2*2を使う事。 そしてこれらが無理なく出し入れ出来る事を前提
に、サーボの搭載位置を決めます。
実際には現物合わせでの作業になります。


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