Sophia−DLG 主翼の製作 1


エルロンホーンが入る溝を加工します。
紙テープで養生をした後、リューターの丸砥石で切って行きます。
センターから対称に幅20ミリ、長さ25ミリの溝に加工します。

0.5ミリFRP板から切り出したエルロンホーンです。
上側のスキンにも接着するために足が付いています。
ホーンの穴は翼面から7.5ミリです。


こちらも紙テープで養生してから、5分エポキシで接着します。
上側のスキンに接着させるため、最初に溝部分に接着剤を擦り
込んで、中に接着剤を入れてからホーンを押し込みます。

画像では穴にピアノ線を差し込んで平行を出しています。


接着剤が高価し始めたら紙テープをそっと剥がします。
綺麗にフィレットが出来ました。

借り止めしてエルロンを動かして見たところ、ブレーキ動作時の
角度が全く足りなかったので、ブームの逃げを加工します。


紙テープで養生して、ほとんど目見当で削りました。
リューターの円錐型の砥石で加工しました。

概ね、幅15ミリ、長さ20ミリ程度です。

同じく仮動作でエルロンの動きが堅かった為、トリエルロン部分
を切り離しました。
紙テープで養生をして、リューターの丸砥石で切り離しました。
後縁のカーボンが堅いので、注意が必要です。




連結パーツをカーボンシートから切り出しました。


連結パーツは内側の動翼にのみ接着しています。
三角のトリエルロン部分は挟み込んでいるだけです。

ペグの穴を開けます。
後縁から38ミリ、端から10ミリの位置です。


補強を兼ねて7ミリの穴を開けます。
その後、マイクロバルーンエポキシを充填し、硬化後ペグに合わ
せた穴を開け直します。


ペグを接着し、回りにフィレット状に接着剤を盛ります。

キットには4ミリのカーボンパイプと、その中に入れる3ミリのカー
ボンロッドが付属していましたが、経験上、このサイズでは私の
指には細すぎます。

手持ちの5ミリパイプに交換しています。


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