セッティングなど


重心位置を主翼前縁から80ミリとした場合、私の機体では17gの
ノーズバラストが必要となりました。 
ノーズにバラ鉛を紙テープで適当に貼り付けていって重心を合わ
せ、その鉛を溶かしてバラストにします。 バラストの型は、ノーズ
にアルミホイルをギュッと巻き付けて作った物です。
冷えた後に成型して形を整えるため、重りの鉛はほんの気持ちだ
け多めに溶かします。 糸ハンダで1〜2センチ位です。

完成当初、重心位置を85ミリで飛ばしていました。 風が無いとき
は充分飛ばせたのですが、風が出てきて背風になったときの舵
の効きがあまりに悪かったのと、ランチの軌道が思った以上に
低かったのでランチの軌道に合わせて重心位置を前に出しまし
た。



判りにくいですが、ハッチは細く切ったヒシチューブで固定します。
ハッチの上の部分をセロテープでヒンジにして、閉じた後、ヒシチュ
ーブのリングを主翼前縁側からノーズ方向に動かしてハッチを固
定します。


何回か飛ばしたところで、サーボの首の部分からガタが出始めま
した。 色々と試したところ、サーボホーンの穴を一つ内側にする
事で随分とガタを減らすことが出来ました。

フライングテールが風圧に負けているのか、ブームが弱いのか、
ランチ時にダウン癖が出ます。 
当初、リンケージのガタが原因かと思っていましたが、どうやら
違うようです。



更にガタを減らすために、輪ゴムによるプリテンションを掛けていま
す。 キットに付属するトーションバーが使えるのなら最初から使っ
た方が良いみたいです。

ランチの際に出るダウン癖を押さえるのに一役買っています。

使ったゴムは、髪留め用に売っているシリコン製の輪ゴムです。
耐候性は天然ゴムやウレタン製の比ではありません。
ちなみに「マルエドラッグ」で買いました。

セッティングデータ

飛行重量 285g
重心位置 前縁より80ミリ

エルロン       UP10ミリ  DN5ミリ
エレベーター    UP8ミリ   DN8ミリ
ラダー        左右10ミリ

エルロン→ラダーMIX 60% 

ラダーミキシングを切ると極端に舵の効きが悪くなります。
エルロンの舵角を大きく取るかラダーに分担させるか、
このあたりは好みの問題です。
               
ランチモード
エルロン左右  3ミリUP

滞空モード
エルロン   左右〜3ミリDN
エレベータ  きもちDN

ブレーキ
エルロン   左右20ミリDN
エレベータ  6ミリDN  

ブレーキはあまり期待できません。 
機速が落ちた後に使うとコントロールが難しいので、高度処理に
使うのが良いかと思います。


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