GullModel B18L−s 胴体の製作 1


元の図面には胴枠の記載がありませんので、そのままでは機体を製作する事は
出来ませんが、図面の提供者のご厚意か図面に胴枠をなぞって書いた胴枠が
書いてありました。


図面に書かれた胴枠を計測して、PCで図面を引きました。 それをスプレーのり
で3ミリベニヤに貼り付け、それに沿って糸鋸で切り出しました。


並べるとこんな感じになります。
左がノーズブロック直後、右が主翼直後の胴枠です。

側板は3ミリバルサから切り出しました。 キットでは3ミリベニヤらしいと後から
聞きましたが、図面にに記載が無いのでバルサになりました。
前半分を重めの堅いバルサ、後ろ半分を軽めのバルサを使っています。

バルサのつなぎ目が良く判るショットです。
カンザシの穴は、この時点で開けてあります。


電動飛行機やHLG程度なら補強は2*5のバルサなのですが、ピュアグライダー
ですので強度を持たせるために2*5のヒノキを一周接着しています。

胴枠と側板を接着して組上げます。 胴枠の溝に補強で入れた2*5のヒノキが
はまるようになっていますので正確に部材の切り出しが行えていれば、簡単に
組み立てられます。


補強材の一部でもあるカンザシパイプも接着しておきます。

比較的大きなノーズブロックはバラスト用に中をくりぬいておきます。 重たい物を
前に集中させる事により、ノーズバラストを少なくする事が出来ます。


この機体の特徴でもあるお腹の部分の工作に入ります。 3ミリバルサでお腹の
カーブが綺麗に出るようにプランクします。 


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